2歳3ヶ月のころ、ちーくんの言葉が一気に増えてきました。散歩で見た虫や花、絵本で覚えた生き物、ごはん・着替え・お風呂・保育園でのやりとり。そういう毎日の体験が、少しずつ「自分の言葉」になってきている感じがしました。
先に結論:大事なのは「何語話せるか」より、言葉で世界をどう見始めたか
- 表出語彙をカテゴリ別に見ると、興味の偏りが見える。
- わが家では、生き物・自然・生活の言葉が多かった。
- 名詞だけでなく、動詞・形容詞・助詞も育ってきた。
- 散歩・絵本・歌・日常会話が、言葉につながっていた。
2歳3ヶ月の表出語彙は554語以上。数えてみて分かったこと
今回数えたのは、理解している言葉ではなく、実際に口に出して使っている言葉です。理解している言葉まで含めるとかなり多くなってしまうので、今回は「言える言葉」に絞りました。
ただし、こういう語彙数は、数え方によってかなり変わります。
その日たまたま出た言葉を含めるか、一度しか言っていない言葉を入れるかで、数字は変わります。
言い間違いや幼児語を1語として数えるか、「ブーブー」と「車」を別に数えるかでも変わります。
554語以上という数字は、厳密な発達評価ではなく、「この時期に、どんなものを言葉で捉えていたか」を残すための目安です。
語彙の内訳|2歳3ヶ月の我が子が話せる言葉をカテゴリ別に整理
カテゴリごとに書き出してみると、かなり興味の偏りが見えてきました。特に多かったのは、生き物と身の回りのものです。
| カテゴリ | 語数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 生き物 | 約96語 | 虫・動物・海の生き物が豊富 |
| 自然 | 約40語 | 花・天気・空・木・石など、散歩由来の言葉が多い |
| 身の回りのもの | 約105語 | 食べ物・生活用品・遊び道具が中心 |
| 体 | 約17語 | 身体部位や感覚に関する言葉 |
| 乗り物 | 約20語 | 働く車・電車・飛行機など |
| 人物・生活・遊び | 約37語 | 家族・先生・生活場面の言葉 |
| 抽象語 | 約39語 | 数字・色・位置・形など |
| 動詞 | 約63語 | 行動や変化を表す言葉 |
| 形容詞 | 約40語 | 感覚・性質・比較の言葉 |
| 副詞・状態語 | 約16語 | 程度や様子を表す言葉 |
| 擬音語・擬態語 | 約27語 | 2歳らしい表現が豊富 |
| 会話・機能語 | 約32語 | やりとりの土台になる言葉 |
| 固有名詞 | 約21語 | 好きなキャラクターや名前 |
もちろん、分類はかなりざっくりです。たとえば「ねんね」は名詞っぽくも動詞っぽくも使いますし、「ブーブー」と「車」のように、幼児語と一般語が並んでいるものもあります。
それでも全体を眺めると、ちーくんが何をよく見て、何に興味を持ち、どんな場面で言葉を使っているかが、かなり見えてきました。
特に多かったのは「生き物」と「身の回りのもの」
出会ったことがある言葉は強い
わが家では散歩や虫探しをすることが多いので、やっぱり生き物の語彙がとても多くなっていました。
散歩が言葉を増やす
道ばたで見た花、拾ったどんぐり、夕方に見た月、雨の日の水たまり。大人にとっては何気ないものでも、子どもには一つひとつが発見です。
毎日使うものが言葉になる
食べ物、服、コップ、歯磨き、ブロック。親が特別に教えたというより、生活の中で何度も聞き、見て、使っている言葉が多い印象でした。
「知っている」より、「出会ったことがある」言葉が強い。 語彙を増やすというより、体験が言葉に変わっていく様子を見ている感じでした。
2歳3ヶ月の言葉で面白かったのは、名詞だけではないこと
2歳前半というと、「物の名前が増える時期」というイメージがあります。もちろん名詞はかなり増えました。でも今回書き出してみて、特に面白いと感じたのは、動詞・形容詞・助詞の育ちでした。
「何が起きたか」が話せる
あける、しめる、いく、くる、こぼれる、なおす、する。動詞が増えると、ただ名前を言うだけでなく、何が起きたか・何をしたいかを表現できるようになります。
「感じたこと」が言葉になる
冷たい、重い、こわい、きれい。形容詞は、ただ物の名前を覚えるのとは少し違い、子ども自身の感覚・気持ち・違いの認識が見えやすくなります。
世界を「名前」で見る段階から、世界を「動き」「変化」「感覚」で見る段階へ広がってきたサインなのかもしれません。
語彙数より大事なのは、「言葉の使い方」だと感じた
正直、最初は「今、何語くらい話せるんだろう?」という興味で数え始めました。でも、実際に記録してみて印象に残ったのは、語彙数そのものよりも、言葉の使い方でした。
最近よく言っていたフレーズ
「なんかこっちきたー」
「なんか見える」
「ちーくんもしたい」
こういう言い方は、単語をただ並べているだけではありません。
- 何かに気づく
- 状況を捉える
- 変化を言葉にする
- 自分の意思を伝える
「なんか」という曖昧さも含めて、まだうまく説明できないものを、言葉にしようとしているのが2歳らしくて面白いです。
正確に説明する前の段階で、「気づいた」「見えた」「こっちに来た」「自分もしたい」を、なんとか言葉にしようとしている。そこに、2歳3ヶ月の言葉の面白さがある気がしました。
絵本・歌・散歩・会話は、言葉の土台になっていた
音・リズム・記憶・発音がまとまって入る
トントントントンひげじいさん、さいたさいた、虫のこえ、ぞうさん、さんぽ、どんぐりころころなど、歌える歌も増えていました。歌詞の意味をすべて理解していなくても、言葉の音や流れが体に入っているように感じます。
言葉は毎日の生活そのもの
どんな言葉を覚えているかを見ると、何を見ているか、何に興味があるか、誰と過ごしているか、どんな遊びをしているか、どんな会話を聞いているかが、そのまま出ます。
言葉が増えたというより、見えている世界を伝えようとしてくれることが増えた気がします。「なんか見える」「こっちきたー」みたいな何気ない一言にも、2歳3ヶ月なりの発見や驚きが詰まっていて、毎日が本当に面白いです。
まとめ|2歳3ヶ月の言葉の発達は「語彙数」より「世界の広がり」が面白い
2歳3ヶ月の我が子の表出語彙を数えてみたら、軽く見積もっても554語以上ありました。
でも、印象に残ったのは、語彙数そのものよりも、
- 生き物や自然の言葉が多いこと
- 生活の中で使う言葉がそのまま増えていること
- 動詞や形容詞が増え、状況や感覚を表せるようになってきたこと
- 助詞や時制の使い分けが少しずつ出てきたこと
- 「なんか見える」のように、気づきや発見をフレーズで伝え始めていること
ことば爆発期は、単にたくさん話すようになる時期ではなく、子どもが世界をどう見ているかが、言葉を通して一気に見えてくる時期なのかもしれません。
また数ヶ月後、どんな言葉が増えているのか。その時の記録も、残しておきたいと思います。
【保存版】2歳3ヶ月の表出語彙一覧(カテゴリ別まとめ)
ここからは、実際に話していた言葉をカテゴリ別に記録しておきます。長くなるので、読みやすいように折りたたみ式にしました。
※言い間違い・幼児語も、その時期らしさとして残しています。
生き物(約96語)
どうぶつ、いぬ、ねこ、ぞう、きりん、カバ、ライオン、トラ、サル、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、ひつじ、ラクダ、パンダ、こあら、カンガルー、たぬき、ウサギ、ネズミ、ハリネズミ、くま、馬、しまうま、うし、メェメェ(ヤギ)、しか、トナカイ、リス、ワニ、きつね、しろくま、さい、オオカミ、ぶた、マンモス、コウモリ、アザラシ、イノシシ、モグラ、なーけもの(ナマケモノ)、カワウソ、アルパカ、クジラ
ふくろう、はと、からす、スズメ、鳥、ペンギン、アヒル、ひよこ、こけこっこ(鶏)、フラミンゴ、インコ
カエル、へび、いるか、ぎんちゃく(イソギンチャク)、たこ、いか、かーくん(カメ)、魚、カニ、金魚、ヒトデ、ザリガニ、鯉、クラゲ、タツノオトシゴ、ヤドカリ、シャチ(オルカちゃん)、まんぼう、サメ
虫、ちょうちょう、カブトムシ、カマキリ、ありさん、はちさん、アオムシ、バッタ、タマムシ、コオロギ、スズムシ、クツワムシ、ウマオイ、クワガタ、トンボ、てんとう虫、クモ、カタツムリ(でんでん虫)、ホタル、セミ、ダンゴムシ、恐竜
自然(約40語)
チューリップ、たんぽぽ、ひまわり、金木犀、ナナカマド、ナンテン、もみじ、サボテン、キンカン、ボタン、パンジー、ざくろ、柿、なつめ、花、葉っぱ、種、どんぐり、実
キラキラ(星)、月、ムーン(月)、お月様、お日様、太陽、影
虹、雨、雲、雪、川、橋、海、氷、木、砂、空、風、石、光
身の回りのもの(約105語)
食べ物、みかん、リンゴ、ブドウ、なし、カボチャ、玉ねぎ、トマト、大根、もやし、お米、ご飯、お肉、いちご、ヤクルト、卵、うどん、ピザ、サラダ、パイナプル、人参、キャベツ、ブロッコリー、パン、ウインナー、チーズ、おにぎり、ハンバーグ、茄子、レモン、キノコ、納豆、おいも、ジャガイモ、さつまいも、メロン、バナナ、桃、すいか、きゅうり、かぶ、レンコン、白菜、ごぼう、シスコーン
アイス、お菓子、くすり、チョコレート、ぺろぺろチョコ、ジュース、おちゃ、おみず、ケーキ、飴、スープ、みりん、醤油、しお、ヨーグルト、コーヒー、ペロペロキャンディ
服、ぼうし、靴下、靴、ずぼん、パンツ、マフラー、手袋、かばん、財布
お金、おさら、スプーン、フォーク、テレビ、iPad、スマホ、時計、おふとん、コップ、包丁、歯磨き
階段、トイレ、うんち、おしっこ、ゴミ、お風呂
おうた、お絵描き、鉛筆、クレヨン、粘土、紙、新聞紙、ハサミ、のり、ボール、ブロック、信号、ピアノ、バイオリン、お名前
体(約17語)
髪の毛、頭、目、耳、鼻、口、ほっぺ、首、ぱいぱい(おっぱい)、お腹、おしり、ちんちん、足、手、肩、指、歯、血
乗り物(約20語)
車、ブーブー、じどうしゃ、自転車、バイク、バス、救急車、消防車、パトカー、白バイ、クレンシャ(クレーン車)、ゴミ収集車、コンクリートミキサー車、飛行機、ヘリコプター、電車、トラック、船、タクシー、蒸気機関車、踏切、バス停
人物・生活・遊び(約37語)
赤ちゃん、お医者さん、お相撲さん、お巡りさん、あたし、パパ、ママ、ばあば、じいじ、おともだち、保育園、幼稚園、友達の名前、おにいちゃん、お姉ちゃん、サンタクロース、おばけ、おに、公園、先生、園長先生
おかわり、散歩、お仕事、掃除、お片付け、ねんね、抱っこ、タッチ、お迎え、おやすみ、じゃんけん、内緒
えほん、たいこ、ブロック、風船、ブランコ、滑り台、ガチャガチャ
抽象語(約39語)
数字:1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、一個、二個、はんぶんこ
色:赤、青、黄色、黄緑、緑、水色、茶色、灰色、紫、ピンク、黒、白、キラキラ(金)
形・位置:まる、さんかく、しかく、ハート、上、下、お外、おうち、中、さっき、おしまい
動詞(約63語)
あける、あげる、いう、いく、いる、おいで、起きる、おく、怒る、降りる、おる、かう、帰る、かく、かける、きる、ください、くる、こぼれる、ころぶ、こわす、さく、さす、死ぬ、しまう、しめる、捨てる、すべる、座る、ちょうだい、疲れる、作る、つける、つなぐ、でる、飛ぶ、跳ぶ(ぴょんぴょんする)、止まる、とる、とれる、なおす、なく(えんえん)、投げる、逃げる、脱ぐ、塗る、寝る、残す、のぼる、のる、はいる、はく、始まる、はしる、はなす、ふく(ふーってして)、ふる、見える、持つ、もらう、焼く(ジュージュー)、破る(ビリビリする)、割れる
形容詞(約40語)
痛い、かゆい、こしょばい、熱い、冷たい、あつい、からい、苦い、甘い、うまい、美味しい、楽しい、きれい、可愛い、汚い、早い、赤い、青い、くろい、黄色い、危ない、いい、嬉しい、大きい、小さい、おかしい、怖い、暑い、寒い、すごい、酸っぱい、高い、ない、長い、丸い、空っぽ、狭い、暗い、重い、軽い
副詞・状態語(約16語)
慎重に、ゆっくり、もっと、いや、おんなじ、一緒、きれい、上手、好き、だめ、たくさん、いっぱい、はやく、違う、ちょっと、横、めっちゃ
擬音語・擬態語(約27語)
グジャグジャ、ザクザク、パクパク、うまうま、トントン、サクサク、ピカピカ、ふわふわ、ぴっかーん、トゲトゲ、ふきふき、ゴロン、えんえん、ニョロニョロ、ざらざら、ゴロゴロ、ゴー、スイスイ、ピーポーピーポー、うーカンカン、バッシャーン、ナイナイする(捨てる)、バラバラ、色々、ヒソヒソ、ごくごく、ポカポカ
会話・機能語(約32語)
おはよう、こんにちは、バイバイ、ねんね、どうぞ、ありがとう、どいたまして(どういたしまして)、ちょうだい、ごめんね、おいで、できた
これ、あれ、それ、どれ、こっち、あっち、どっち、ここ、あそこ、だれ、どこ、これなあに?、見て
うん、せーの、出動、出発、出発進行
助詞・接続:も、と、だから、〜して
固有名詞(約21語)
アンパンマン、バイキンマン、ドキンちゃん、コキンちゃん、チーズ、ジャムおじさん、カビるんるん、だだんだん、食パンまん、バタコさん、カレーパンマン、メロンパンナちゃん、ロールパンナちゃん、赤ちゃんマン、アンコラ、ケムタン、しらたまさん、コッシー、サボさん、トーマス など
同じくらいの月齢のお子さんを育てている方の参考や、数ヶ月後に見返す成長記録として、少しでも役に立てば嬉しいです。


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