2歳の言葉を増やす遊び|絵本・散歩・会話・歌で語彙が広がった記録

2歳7ヶ月・言葉の発達・絵本・散歩・会話

2歳の言葉を増やす遊び
絵本・散歩・会話・歌で語彙が広がった記録

2歳の言葉、やっぱり増えるとうれしいですよね。

もちろん、言葉の発達には個人差があります。
言葉数が少ないからといって、すぐに焦る必要はないと思っています。
それでも、言葉が増えると、子どもとたくさんコミュニケーションが取れるようになります。

「何がしたいのか」
「何を見つけたのか」
「どう感じたのか」

それが少しずつ言葉でわかるようになると、育児はぐっと面白くなります。

わが家のちーくんは、2歳7ヶ月の今、かなり意思疎通ができるようになってきました。
何がよかったのかを振り返ると、やっぱり大きかったのは 日常の中でたくさん会話したこと だと思います。

ただ、「たくさん話しかけるといい」というのは、多くの人が知っていること。
この記事では、わが家が特に意識してよかった 体験と言葉をつなげる工夫 をまとめます。

この記事で得られること

この記事は、2歳の言葉を「教え込む」ための記事ではありません。 日常の体験を言葉に変えるための関わり方 をまとめた記事です。

読むと、次のようなことがわかります。

  • 2歳の言葉を増やすために、家庭で何をすればいいか
  • 絵本や図鑑を、体験とつなげる読み方
  • 着替え・料理・散歩で使える実況の声かけ
  • 動詞やオノマトペを自然に増やす方法
  • 色・数字・ひらがなを生活の中で覚える工夫
  • 子どもに考えさせる会話の返し方
  • 言葉の発達を比べすぎないための考え方
この記事の結論
2歳の言葉は、絵本や図鑑だけで増えるのではなく、 見たこと・触ったこと・やったことを親が言葉にしてあげる ことで広がりやすいと感じています。
大事な前提
言葉の発達には個人差があります。 この記事は、わが家の体験をもとにした家庭での関わり方です。 聞こえ、理解、指差し、反応、やりとりなどで気になることがある場合は、健診や小児科、自治体の子育て相談などで相談してください。

言葉は机上学習より体験から増える

わが家には、幼児向けの図鑑や言葉ずかんもあります。 使っていないわけではありません。 でも、実際に語彙が増えたと感じるのは、 図鑑そのものより、体験と結びついたとき でした。

それに気づいたのは、生き物の話はよくするのに、生活用語があまり増えていないと感じたときです。

わが家では、動物系の絵本や写真つきの絵本をよく読んでいました。 1歳頃から小学館のNEO図鑑、はじめてずかん、学研の図鑑などを見る機会も多かったです。

たとえば、図鑑を見ながら、 「これはライオンだね。サバンナにいるんだって」 「キリンは足を広げてお水を飲むんだね」 「背が高いから、そのままだと届かないんだね」 というように、会話しながら読んでいました。

その影響なのか、動物や生き物の語彙はかなり増えていきました。 一方で、シャツ、靴下、ズボン、パジャマのような生活の言葉は、思ったほど増えていなかった時期がありました。

そこで意識したのが、 生活の行為をその場で言葉にすること です。

気づいたこと
子どもは、よく聞く言葉・よく体験する言葉から覚えやすいです。 だから、動物の絵本をよく読めば生き物の言葉が増えるし、着替えや料理を実況すれば生活語彙が増えやすいのだと思います。

絵本・図鑑で語彙を増やすコツ

絵本や図鑑は、言葉を増やすうえでとても強いです。 ただ、わが家では 名前を覚えさせるより、会話しながら読む ことを大事にしています。

「これは何?」だけで終わらせない

図鑑を読むと、つい 「これは?」 「ライオン」 のような名前当てになりがちです。

名前を覚えるのも大事ですが、それだけだと会話が広がりにくいです。 だから、わが家では少しだけ説明や想像を足します。

名前
「これはキリンだね」
特徴
「首が長いね」
理由
「高い木の葉っぱも食べられるね」
動き
「足を広げてお水を飲むんだって」

こうすると、単語だけでなく、特徴・動き・理由まで言葉になります。 2歳には少し難しい言葉もありますが、全部理解しなくても、聞いているうちに少しずつ残っていく気がします。

外で見たものを図鑑に戻す

散歩や虫取りで見たものを、帰ってから図鑑で見るのも良いです。

「今日見た虫、これに似てるね」 「この前いた花、ここに載ってるね」 「同じだね」 と確認すると、実体験と本の中の知識がつながります。

この「一緒!」の感覚は、とても大事だと思っています。 図鑑の言葉が、ただの絵や写真ではなく、自分の体験と結びつくからです。

絵本・図鑑で育つと感じる力
語彙、特徴を見る力、比較する力、想像力、親子の会話。 名前だけでなく、「どんなものか」「何をするか」「どこで見たか」 まで話すと、言葉が広がりやすいです。

生活語彙を増やすなら「実況」が効いた

動物や虫の言葉は増えているのに、生活の言葉が少ない。 そう感じてから、わが家では 日常動作を実況する ようにしました。

着替えは生活語彙の宝庫

たとえば、着替えのとき。 ただ着替えさせるのではなく、できるだけ言葉にします。

「ちーくんのパジャマを着ようね」
「上の服だよ」
「ズボンをはこうね」
「右足から入れて」
「次は左足だね」
「靴下をはこう」

大人にとっては当たり前の言葉でも、2歳にとっては新しい言葉です。 パジャマ、上の服、ズボン、右足、左足、靴下。 毎日くり返すからこそ、自然に入っていきます。

「ちーくんの〇〇」は覚えやすかった

もうひとつ良かったのが、名前をつけてあげることです。

「ちーくんの救急車」 「ちーくんの靴」 「ちーくんのコップ」 のように、自分のものとして言うと、覚えやすいように感じました。

自分に関係があるものは、やっぱり残りやすいのだと思います。 そのうち、ちーくんのものだけではなく、 「たあちゃんの救急車」 「のんちゃんの〇〇」 のように、友だちや周りの人の名前にも広がっていきました。

これは、言葉だけではなく、社会性も少しずつ育ってきたからなのかもしれません。

生活実況で育つと感じる力
生活語彙、体の部位、順番の理解、自分のもの・人のものの理解。 生活の言葉は、生活の中で何度も聞く のが一番入りやすいと感じています。

料理は、言葉と体験がつながりやすい

料理も、言葉を増やすにはとても良い時間です。 食材、調味料、道具、動作、順番。 たくさんの言葉が出てきます。

わが家では、ちーくんと一緒に料理をすることがあります。 食材をボウルに入れたり、混ぜたり、運んだり、調味料を入れるところを見たりします。

その中で、 「みりんを入れるよ」 「お酒を少し入れるよ」 「しょうゆを入れるよ」 「混ぜるよ」 「電子レンジに入れるよ」 と言葉にしていきます。

すると、あとで図鑑や絵本で「みりん」が出てきたときに、 「前、入れたね」 と教えてくれることがあります。

これは、すごく良い経験だと思っています。 図鑑の中の「みりん」と、実際に料理で見た「みりん」がつながっているからです。

安全面のメモ
みりんや料理酒、しょうゆなどは、アルコールや塩分があるものもあります。 2歳には無理に味見させず、容器を見る、香りを少し感じる、料理に入った後の変化を話すくらいでも十分だと思います。
料理で増えやすい言葉
食材、調味料、道具、動作、順番。 料理は、言葉・手順・生活経験が一度につながる とても良い日常の学びです。

動詞・オノマトペ・比喩は、遊びの中で増やす

名詞に比べると、動詞は少し意識して言葉にしないと増えにくいように感じています。 だから、わが家では遊びの中で動きを実況するようにしています。

ジャンプ遊びで動詞を増やす

たとえば、ジャンプする遊びをしているとき。 ただ「すごいね」で終わらせず、動作を少し細かく言葉にします。

「上手にジャンプしたね」
「うさぎさんみたいだったね」
「足をしっかり上げて、ぴょんって跳んだね」
「跳んで、しっかり着地したね」

こうすると、ジャンプ、跳ぶ、上げる、着地する、ぴょん、うさぎみたい、というように、いろいろな言葉が入ります。

比喩を使うと、イメージが残りやすい

比喩もよく使います。

  • 「かにさんみたいに横向きで歩こう」
  • 「忍者みたいに静かに歩こう」
  • 「鬼さんみたいに怒ってたね」
  • 「うさぎさんみたいにぴょんって跳んだね」

そのときは、できるだけ自分もジェスチャーします。 しゃがんで目線を合わせて、体を動かしながら伝えると、言葉と動きがつながりやすいです。

ゆっくり・目線を合わせる

もうひとつ意識しているのが、ゆっくり話すことです。 大人同士の会話のスピードだと、2歳には速すぎることがあります。

だから、ちーくんに言っているとわかるように、しゃがんで目線を合わせて、少しゆっくり話すようにしています。

動詞を増やすコツ
動いているときに、その動きを言葉にする。 見る・聞く・動くが同時に起きる と、言葉が残りやすいと感じています。

色の言葉は、基本色から少しずつ広げる

ちーくんは色が好きです。 基本的な色はかなり言えるようになってきました。 だから、最近はあえて少し細かい色の言葉も使っています。

たとえば、 「山吹色だね」 「桜色みたいだね」 「ねずみ色かな」 「藍色っぽいね」 というように言うことがあります。

すると、ちーくんからは 「違う!オレンジ!」 「ピンク!」 と言われることもあります。

それでもいいと思っています。 そのときに、 「そうだね、オレンジに近いね」 「色にもいろいろあるんだよ」 と返します。

特に日本語には、ものに由来する色の名前がたくさんあります。 ねずみ色はねずみの色。 桜色は桜の色。 藍色は藍の色。

そうやって、色そのものだけでなく、色の名前の背景も少しずつ話しています。

色の言葉で育つと感じる力
色の区別、表現力、ものとの関連づけ。 基本色が言えるようになったら、 少し豊かな色の言葉を聞かせる のも楽しいです。

数字・ひらがなは、生活の中で覚える

数字やひらがなも、無理に教え込むより、 生活の中で見つける 方が入りやすいと感じています。

数字は、記号と意味の両方で見る

数字は、意外と身の回りにあふれています。 エレベーター、駐車場、車のナンバー、階数表示、時計、値札。 いろいろな場所に数字があります。

わが家では、数字を「記号としての数字」と「概念としての数」の両方で少しずつ見ています。 とはいえ、無理に数の概念を教え込むことはしていません。

たとえば、 「3階は保育園の階だね」 「4階はお仕事の階だね」 というように、生活に合わせて覚えていきました。

そうすると、駐車場などで数字を見つけたときに、 「これは?」 「これは?」 と自分から聞くようになりました。

ひらがなは、人の名前とつなげる

ひらがなも同じです。 「ちーくんの“ち”だね」 「のんちゃんの“の”だね」 のように、友だちや身近な人の名前とつなげると覚えやすいようです。

2歳3ヶ月くらいのときには、「き」を認識していて、丸亀製麺の店内ポスターで 「あ、き!」 「これも、き!」 と見つけていました。

「ぎ」も「き」として見ていたのですが、それも含めて、記号として認識しているのがよくわかりました。

まだ無理にひらがなを教えているわけではありません。 ワークブックもしていますが、あくまで少しずつです。

数字・ひらがなのコツ
ワークだけで覚えるより、 生活の中で見つけて、身近な人や場所と結びつける と楽しく覚えやすいです。

歌で言葉が残りやすくなる

歌も、2歳の言葉を増やすうえでとても良いと感じています。 リズムがあると、言葉が残りやすいです。

ちーくんは色が好きなので、色が出てくる歌もよく歌います。 歌で聞いた色を、生活の中で見つける。 生活の中で見つけた色を、また歌で思い出す。 そういう往復ができます。

歌は、正しく歌うことが目的ではありません。 親子で一緒に口ずさむこと。 動きをつけること。 生活の場面に合わせて替え歌のように使うこと。 それだけでも、言葉に触れる機会が増えます。

色の歌
歌ったあとに、家の中や外で同じ色を探す。
動物の歌
動物の名前、鳴き声、動きをまねして遊ぶ。
手遊び歌
言葉と指先の動きがつながる。
生活の替え歌
着替え、片付け、歯みがきなどを歌にして切り替えやすくする。

歌は、親が上手に歌う必要はありません。 むしろ、少し間違っても、子どもと笑いながら歌えるくらいでいいと思っています。

歌で育つと感じる力
語彙、リズム、記憶、音の楽しさ、親子のやりとり。 言葉を覚えさせるというより、 言葉が楽しいものになる のが歌の良さだと思います。

答えすぎない会話で、考える力も育つ

言葉を広げる工夫として、 親がすぐに答えすぎない ことも大事ではないかと思っています。

子どもが何かを見たとき、親がすぐに正解を言うこともできます。 でも、あえて少し一緒に考える時間を作ります。

「うーん、わからないね。一緒に考えてみようか」
「どうしてだと思う?」
「なんだろうね」
「どこに行ったのかな?」

こういう疑問形を加えると、ちーくんも自分なりに考えて答えてくれることがあります。

たとえば、猫がどこかへ行ってしまったとき。

「猫さん、あっち行っちゃったね」
「どこに行ったんだろうね。なんでだろうね」
「うーん。お腹空いたのかなぁ」

こういう答えが返ってくると、とてもかわいいです。 そして、ただ名前を覚えているだけではなく、自分なりに理由を考えているのがわかります。

言葉は、単語数だけではありません。 「どうしてかな」 「こうかな」 と考えを言葉にする力も、少しずつ育っていくのだと思います。

答えすぎない会話で育つ力
考える力、想像力、理由を話す力、自分の言葉で表現する力。 親が答えを急がず、 一緒に考える余白を残す と、子どもの言葉が出てきやすいです。

今日からできる、言葉を増やす声かけ

ここまでの内容を、すぐに使える声かけとして整理します。

着替え「パジャマを着ようね」「右足から入れるよ」「靴下をはこうね」
料理「ボウルに入れるよ」「混ぜるよ」「しょうゆを入れるよ」「電子レンジに入れるよ」
散歩「たんぽぽが咲いてるね」「小さい虫がいるね」「風が強いね」
外遊び「ジャンプしたね」「着地できたね」「かにさんみたいに横歩きしよう」
絵本・図鑑「これは何かな」「どこで見たかな」「前に見た虫と似てるね」
「ピンクだね」「桜色みたいだね」「オレンジに近い山吹色かな」
数字「3階は保育園だね」「4階はお仕事だね」「この数字、見たことあるね」
ひらがな「ちーくんの“ち”だね」「のんちゃんの“の”だね」
考える会話「どうしてだと思う?」「どこに行ったのかな」「一緒に考えてみようか」
声かけのコツ
たくさん教えようとするより、 今していることを、少しだけ言葉にする くらいが続けやすいです。

やりすぎないために大事にしていること

言葉を増やしたいと思うと、つい親が頑張りすぎてしまうことがあります。 でも、2歳の言葉は、無理に教え込むより 楽しいやりとりの中で増える 方が自然だと思っています。

  • 言い直しを強要しない
  • 間違いをすぐ否定しすぎない
  • 子どもが話したいことを待つ
  • 親が全部答えすぎない
  • 難しい言葉も、楽しい雰囲気で聞かせる
  • 他の子と比べすぎない
  • 心配なときは一人で抱えず相談する

言葉が多いとうれしいです。 でも、言葉数だけが成長のすべてではありません。 指さし、表情、目線、身振り、まね、理解、やりとり。 そういう言葉以外のコミュニケーションも大事です。

わが家では、言葉を増やすことを目標にしすぎず、 「一緒に見たものを一緒に話す」 「子どもの言いたいことを拾う」 ことを大切にしています。

不安があるときは相談してOK
言葉の発達には個人差があります。 ただ、呼びかけへの反応、聞こえ、理解、指差し、まね、やりとりなどで気になることがある場合は、健診や小児科、自治体の相談窓口などを利用して大丈夫です。

2歳の言葉を増やす遊びを整理すると

わが家でよかったと感じる遊びと、増えやすい言葉を整理します。

絵本・図鑑動物、虫、乗り物、形、特徴、動き、理由を話す言葉
散歩花、虫、天気、季節、場所、あいさつ、発見したものの名前
着替え服の名前、体の部位、右・左、順番、生活の動作
料理食材、調味料、道具、混ぜる・入れる・運ぶなどの動詞
外遊び跳ぶ、走る、登る、着地する、ぴょん、そっと、ゆっくり
色、動物、リズム、生活の切り替えに使う言葉
数字探し階数、番号、数の記号、生活の中の数字
ひらがな探し自分の名前、友だちの名前、看板やポスターの文字
考える会話どうして、どこへ、何かな、理由、想像、自分の考え

まとめ|2歳の言葉は、体験とつながると増えやすい

2歳の言葉を増やすために、特別な教材だけが必要なわけではありません。 わが家では、日常の体験と言葉をつなげることが一番大きかったと感じています。

  • 言葉の発達には個人差があるので、比べすぎない
  • 言葉が増えると、親子のコミュニケーションが楽しくなる
  • 絵本や図鑑は、会話しながら読むと語彙が広がる
  • 体験と結びついた言葉は残りやすい
  • 生活語彙は、着替えや料理を実況すると増えやすい
  • 動詞は、動いているときに言葉にすると入りやすい
  • オノマトペや比喩は、2歳にも伝わりやすい
  • 色・数字・ひらがなは、生活の中で見つけると楽しい
  • 歌は、言葉を楽しいものとして残してくれる
  • 答えすぎない会話で、考えて話す力も育つ

ちーくんの言葉が増えた理由を一つだけに決めることはできません。 絵本、図鑑、散歩、料理、歌、会話、保育園での経験。 いろいろなものが重なっていると思います。

でも、家庭でできることとして一番大事だと感じるのは、 子どもが見ているもの、触っているもの、やっていることを、親が少しだけ言葉にしてあげることです。

この記事の結論
2歳の言葉は、机の上だけではなく、日常の中で増えます。 絵本・散歩・料理・遊び・歌・会話を通して、体験と言葉をつなげる ことが、わが家では一番よかったと感じています。

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