絵本 著作権 チェック!!

絵本・ことば・表現
絵本・図鑑を紹介したい人へ
絵本をSNSやブログで紹介していい?表紙・中身・引用の注意点

子どもが気に入った絵本や図鑑を、誰かにすすめたくなることがあります。
でも、表紙を撮って載せていいのか、中のページを写していいのか、本文をどこまで引用していいのかは迷いやすいところです。

この記事では、親が絵本を紹介したいときに気をつけたいことを、できるだけ読者目線で整理します。

大事な前提:この記事は法律相談ではありません。出版社や権利者のルールは変わる可能性があります。実際に画像・本文・読み聞かせ動画などを公開する場合は、必ず各出版社の公式ページや問い合わせ先で最新情報を確認してください。

先に結論

絵本を紹介するときは、中のページは許可を取る前提で考えるのが安全です。表紙は紹介として使える場合もありますが、出版社によって条件が違います。本文の引用も、長く写すのではなく、必要な範囲に絞って、出典を明記することが大切です。

表紙
使える場合もありますが、出版社ごとに条件が違います。作品名・著者名・出版社名の明記、加工しないことなどの条件がある場合があります。
中のページ
絵本の本文や見開きは作品の中心部分になりやすいので、許可を取る前提で考えます。迷う場合は載せずに文章で紹介します。
本文の引用
引用として必要な範囲に限り、自分の感想や説明が主になるようにします。書名・作者名・出版社名も書いておくと安心です。

なぜ絵本の紹介で気をつける必要があるの?

絵本は、文章だけでなく、絵、構成、ページのめくり方、余白、オチまで含めて作られています。
そのため、中のページをそのまま載せると、作品の大切な部分をインターネット上に公開することになりやすいです。

家族の中だけで楽しむ写真と、SNSやブログのように誰でも見られる場所へ載せることは、少し意味が違います。
子どもが喜んだ絵本を紹介したい気持ちは自然ですが、作者や出版社への敬意も一緒に持っておきたいと思っています。

おすすめしたい気持ち
作者への敬意
出版社のルール確認
読者に伝わる紹介文

よく迷う場面別に見る

  1. 表紙だけ載せたい
    表紙は、紹介のために使える場合もあります。ただし、出版社ごとに条件が違うため、公式ページを確認します。画像を加工しない、書名・作者名・出版社名を書く、掲載先を報告するなどの条件がある場合もあります。
  2. 中のページを写真で載せたい
    見開きや本文ページは、基本的に許可を取る前提で考えます。許可がない場合は、ページ写真ではなく「子どもがどこに反応したか」「親子でどんな会話をしたか」を文章で書く方が安心です。
  3. 文章を少し引用したい
    必要な範囲に絞り、引用部分が分かるようにし、自分の説明や感想が主になるようにします。絵本は文章量が短いものも多いので、長く写しすぎないように注意します。
  4. 子どもが読んでいる写真に本が写る
    表紙が少し写る程度なのか、中のページがはっきり読めるのかで印象が変わります。本文や絵が読める形で写るなら、掲載前に慎重に確認した方がよいです。
  5. 読み聞かせ動画を載せたい
    絵本の内容を読んで公開する動画は、出版社や権利者のルール確認が必要です。個人の記録として撮ることと、公開することは分けて考えます。

画像を載せなくても、絵本の魅力は伝えられる

絵本紹介というと、表紙や中身の写真をたくさん載せたくなります。
でも、親目線の記事で本当に読みたいのは、画像そのものよりも、子どもがどんな反応をしたかだったりします。

子どもの反応を書く
何ページで笑ったか、どの言葉をまねしたか、何度も読んでと言ったかを書くと伝わります。
読んだ時期を書く
1歳半、2歳、2歳半など、年齢と反応を書くと、読者が選びやすくなります。
生活とのつながりを書く
外遊び、虫取り、料理、乗り物、寝かしつけなど、日常とつながった場面を書くと実感が出ます。
親の読みやすさを書く
文章の長さ、リズム、くり返し、寝る前に読みやすいかなども、親にとって参考になります。

こまりち的には、ここが大事だと思っています。
絵本のページをそのまま見せるより、読んだあとの子どもの言葉、表情、遊びへの広がりを書いた方が、親子の記録としても読み物としても残りやすいです。

表紙・中面・引用の考え方

載せたいもの 考え方 迷ったときの対応
表紙 紹介目的で使える場合もありますが、出版社ごとに条件が違います。 公式ページを確認し、条件があれば守る。迷う場合は商品リンクや文章紹介にする。
中のページ 本文・絵・見開きは作品の中心部分になりやすいです。 許可を取る前提で考える。許可がなければ載せない。
本文の一部 引用として必要な範囲か、自分の説明が主になっているかを確認します。 長く写さない。引用部分を区別し、書名・作者名・出版社名を添える。
読み聞かせ動画 絵本の内容を公開することになるため、写真以上に慎重な確認が必要です。 出版社のガイドラインや申請先を確認する。
アフィリエイトリンク 紹介自体はできますが、画像の使い方はサービスや出版社の条件を確認します。 公式に用意された商品画像・リンク機能を使う方が安心です。

公開前のチェックリスト

  • 中のページや本文が、作品の内容をそのまま見せすぎていないか確認する。
  • 表紙画像を使う場合、出版社の公式ルールや申請方法を確認する。
  • 引用する場合、引用部分が分かるようにし、自分の感想や説明を主にする。
  • 書名・作者名・出版社名をできるだけ明記する。
  • 迷う場合は、写真ではなく文章で紹介する。
  • 許可を取った場合は、メールなど記録が残る形で保管する。

出版社ごとの確認先メモ

この一覧は入口用です。
出版社の案内は変わることがあります。実際に掲載する前には、各公式ページで最新情報を確認してください。
公式確認

小学館

書影・キャラクター画像などの利用について、公式の案内を確認します。

小学館の著作権情報を確認する

公式確認

福音館書店

著作物の利用について、表紙・中面など用途に応じて確認します。

福音館書店の著作物利用を確認する

公式確認

くもん出版

表紙・紙面・動画など、使い方ごとの案内を確認します。

くもん出版の著作物利用を確認する

問い合わせ

東京書籍

利用したい内容に応じて、問い合わせ先や申請方法を確認します。

東京書籍の問い合わせページを確認する

公式確認

大日本図書

著作物の利用について、公式ページの申請・確認方法を見ます。

大日本図書の著作物利用を確認する

問い合わせ

永岡書店

掲載したい内容がある場合は、サポートや問い合わせ先を確認します。

永岡書店のサポートを確認する

公式確認

ひさかたチャイルド

著作物の利用について、公式ページの案内を確認します。

ひさかたチャイルドの著作物利用を確認する

問い合わせ

Jリサーチ出版

利用したい画像・本文がある場合は、問い合わせフォームから確認します。

Jリサーチ出版に問い合わせる

公式確認

文研出版

著作物の利用に関する公式ページを確認します。

文研出版の著作物利用を確認する

絵本紹介は、写真より「読んだあとの変化」が面白い

親が書く絵本紹介の良さは、作品の中身をそのまま見せることではなく、その本が子どもの中でどう残ったかを書けることだと思います。

たとえば、図鑑を読んだあとに虫を探すようになった。絵本の言葉をまねした。寝る前に同じ本を何度も持ってきた。散歩中に本で見たものを指さした。
こういう記録は、ページ写真がなくても十分に伝わります。

絵本を紹介するときは、「中身を見せる」より「体験を伝える」。
その方が、作者や出版社への敬意も守りやすく、親子の記録としても読みやすい記事になります。

よくある疑問

表紙だけなら必ず載せてもいいですか?

必ずではありません。表紙は紹介目的で使える場合もありますが、出版社によって条件が違います。掲載前に公式ページを確認する方が安心です。

中のページを1枚だけなら載せてもいいですか?

1枚でも、本文や絵が作品の大切な部分になることがあります。基本的には許可を取る前提で考え、迷う場合は載せずに文章で紹介します。

文章を少しだけ引用するのは大丈夫ですか?

引用として必要な範囲に限り、引用部分を区別し、自分の説明や感想が主になるようにします。書名・作者名・出版社名も明記します。

子どもが読んでいる写真に絵本が写る場合は?

本の中身が読めるほど大きく写る場合は慎重に考えます。表紙や中面がはっきり写る場合は、出版社のルール確認や、トリミング・ぼかし・別の写真に変えることも検討します。

画像を載せないと、絵本レビューになりませんか?

画像がなくてもレビューになります。子どもの反応、読んだ年齢、親子の会話、生活や遊びへの広がりを書くと、読者にとって参考になる記事になります。

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