きれいな公園では学べないこと。里山の原っぱで子どもが出会うもの

自然で子どもは何を見る?レジャー
学ぶ!やっぱり里山は見るものが多い。
公園・里山・生きものの気配・自然体験

きれいな公園では学べないこと。
里山の原っぱで子どもが出会うもの

子どもと外で遊ぶなら、きれいに整備された公園はとても安心です。
でも、安心で遊びやすい場所と、生きものにたくさん出会える場所は、必ずしも同じではないのかも。
最近、そんなことをよく考えます。

自然を見る1歳1ヶ月のちーくん

きれいな公園は、たしかに楽しい

きれいな公園を否定するつもりはありません。


整備された公園は、本当に助かります。
歩きやすい芝生。
良い見通し。
子どもが走り回っても安心感がある。

シャボン玉、サッカー、バドミントン、ただ走るだけ

全部、十分楽しい。
家の中でずっと過ごすよりずっといい時間です。

ここが前提
整備された公園は、安全で、行きやすくて、親にとっても心強い場所です。

でも、生きものの気配はあまりしない

遊びやすさと引き換えに、見えにくくなるものもある気がします。

きれいな公園の芝生って、見た目にはとても気持ちいいです。

でも、そこでは生きものの気配がほとんどありません。

  • 虫の気配がない。
  • 草の種類も少ない。
  • 風景としてはきれいなのに、何かが静かすぎる感じがするんです。

    パパンダ笑顔
    パパンダ笑顔

    それが普通では?

    子どもが生まれる前は、そう思っていました。

    でも、整備されすぎていない場所に行くと、その印象ががらっと変わりました。

    原っぱに行くと、急に世界がにぎやかになる

    整っていない場所には、生きものが“生きている感じ”がある。

    草が伸びている。
    舗装されていない道。
    大人は敬遠するような場所。

    見た目は決して整っていない。
    そんな原っぱに入ると見えてくるものは、

    クモ!
    コオロギ!
    てんとう虫!
    そして、ちょうちょが飛んでくる!!!

    いろんな種類の草や花が混ざって生えている。

    足元で何かが動く。
    「なんだろう?」
    と覗くと、トノサマガエルがいたり😳
    葉っぱの上には見たことのない虫!

    ・・・・全然違う💦💦

    植物も、いろんな形や高さのものがある。

    ああ、これが自然なんだな
    とすごくわかりやすく感じます。

    子どもにとってのおもしろさって、きれいに整っていることより、何が出てくるかわからないことにあるのかもしれません。

    「自然を学ぶ」は、まず生きものを見ることから

    私にとって自然体験の中心にあるのは、やっぱり生きものです。

    自然から何を学ぶのか?
    私は、生きものがたくさん生きているのを見ることが大事だと思っています。

  • どんな虫がいる?
  • どんな爬虫類がいる?両生類は?
  • どこに集まりやすい?

    葉っぱの上?木の幹?

    そういうものを実際に見ていくと、「いろんな生きものがいる」ということが、頭ではなく実感として入ってきます。

    パパンダ笑顔
    パパンダ笑顔

    それって生物多様性とか食物連鎖を学ぶということ?

    そういう小難しい言葉を先に教えることもできるかもしれません。

    でも、小さい子どもには、まず目の前に何がいるかのほうがずっとわかりやすい。

    ここが大事
    環境の話は、
    見えない大きな問題から入るより、見える小さな自然から入る
    ほうが、子どもには届きやすい気がします。

    「虫が多い場所」は、子どもにとって豊かな場所

    大人はつい避けたくなるけれど、虫が多いこと自体が学びの豊かさにつながります。

    正直、原っぱとかの方が苦手。

    虫が多いし、

    くっつき虫とか嫌だし。

    どこに何がいるかわからないし。

    子どもからすると、その“わからなさ”がたぶんおもしろいんですよね。
    バッタが飛ぶ
    クモの巣がある
    落ち葉の下に何かが隠れている。
    そういう自然のひとつひとつが遊びのきっかけになります。

    パパンダ笑顔
    パパンダ笑顔

    小さい頃にありの行列を見てて飽きなかった記憶があるなぁ

    きれいな公園ではあまり起きないことが、原っぱでは次々に起きる。
    退屈しにくいのは、むしろこちらなのかもしれないと思います。

    木が切られると、虫もいなくなる

    子どもに伝わりやすいのは、目に見える変化だと思います。

    大人は、海洋汚染や温暖化や森林伐採の話を、ある程度は抽象的に理解できます。
    でも、子どもにとっては遠い話です。

    それよりも、

  • 「前は、この木にアゲハ蝶の幼虫がいたのに、切られてから来なくなった」
  • 「前は、この道の木にセミがたくさん止まっていてうるさかったのに、伐採されたら静かになった」
  • とか、そういう変化のほうがずっとわかりやすい。

    虫が減ること、木がなくなること、生きものの気配が消えること。
    身近な環境の変化は感じやすい。
    それも、悲しい思い出として残りやすい。

    だから

    子どもに環境を教えるなら、遠い地球の話より、近くの木や虫の話のほうがいい。

    きれいに整えることが、いつも正解とは限らない

    見た目の快適さと、生きものが暮らしやすいことは、違う。

    芝生が短く刈られて、
    雑草がなくて、
    虫も少なくて、
    歩きやすい。
    大人から見れば、それはとても快適です。

    でもその快適さは、生きものにとっても快適かというと・・・
    そうではない。
    草が一本しかない場所より、いろんな草がある場所のほうが、
    虫も集まるし、隠れやすいし、生きやすいはずです。

    そして、そんな環境の方が、
    子どもにとって、いい刺激であり、いろんな力が育つ元です

    子どもにとって豊かな自然体験は、“きれい”な場所では得られない。
    最近はそんなふうに感じています。

    まとめ|子どもに見せたいのは、整った景色より、生きものの気配

    この記事の結論
    子どもにとって豊かな自然体験は、
    “生きものがいる”ことの中にある
    のだと思います。

    整備された公園は、もちろん大事です。
    安心して遊べるし、親にとっても行きやすい。
    でも、それだけでは出会えないものもあります。

    • きれいな公園は安全で遊びやすい
    • でも、生きものの気配は少なくなりやすい
    • 原っぱには、虫や草や動きの変化がたくさんある
    • 子どもには、見える自然の変化のほうが伝わりやすい
    • 自然体験の豊かさは、整っていない場所にもある

    子どもに自然を好きになってほしいなら、まずは“きれいな場所”だけでなく、“生きものがいる場所”にも一緒に立ってみることが大事なのかもしれません。

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