くもんのジグソーパズルは2歳には早い?STEP1〜STEP3まで遊んで見えた、子どもの考え方の育ち

くもんのジグソー。 やっぱり王道。 おうち遊び・知育玩具
くもんのジグソー。 やっぱり王道。
おうち遊び・知育玩具 / 成長記録

くもんのジグソーパズルを2歳で始めるのは早いのか。

わが家ではSTEP0は買わず、STEP1〜STEP3を購入しました。
1歳半頃は「手に取ったピースをとにかくはめる」段階から始まり、そのうち自分でピースを探し、絵柄で集め、
2歳3ヶ月ではSTEP2を2分、STEP3を9分で完成できる日もありました。
けれど、成長はいつも一直線ではありません。2歳4〜5ヶ月頃には全部のピースを出して100ピース以上を混ぜるようになり、
かえって難しさが増した時期もありました。この記事では、完成の早さよりも、子どもの中で何が変わっていたのかを記録しています。

買ったもの
STEP1〜STEP3
STEP0は未購入
記録
2歳3ヶ月
STEP2は2分 / STEP3は9分
親の方針
「自力」よりも
まずは「できた」を残す
Shop & Related

まずは全体を見たい方へ

くもんのジグソーパズルはSTEPごとに難易度が分かれているので、子どもの今の段階に合わせて選びやすいです。
2歳の知育玩具を全体で考えたい方は、関連記事も一緒にどうぞ。

Overview

わが家で買ったSTEP1〜STEP3

わが家で買ったのは、くもんのジグソーパズルのSTEP1〜STEP3です。買っていないのはSTEP0でした。
STEP0は1ピースのはめ絵パズルなので、当時のわが家ではすでに持っていた型はめ系のおもちゃと役割が近いように感じて、購入はしませんでした。

ただ、今振り返ると、0歳の頃にSTEP0から入っていても良かったかもしれません。
パズルは「完成できるか」より前に、「ピースに触る」「絵を見る」「親がはめるのを見る」「出したり戻したりする」という段階があります。
そう考えると、早く買うこと自体が無駄とは言えないおもちゃでした。

STEP0
未購入

1ピースのはめ絵に近い段階。型はめ系のおもちゃがある家庭なら、役割が重なることもあります。

STEP1
2〜6ピース

少ないピースから「向き」「はめる感覚」を経験しやすい段階。最初の成功体験づくりに使いやすかったです。

STEP2
9〜20ピース

少しまとまった絵を作る感覚が出てくる段階。2歳3ヶ月の時には2分でできた記録もあります。

STEP3
24〜48ピース

パズルが好きな子だとぐっと面白くなる段階。2歳3ヶ月で9分で完成した日もありました。

STEP1〜STEP3までそろえると、その日の気分や難しさに合わせて遊び方を変えやすい一方で、
それだけでも全部をバラバラにすると一気に難易度が上がります。わが家では全部出すと100ピースを超えるので、
「ピース数の多さ」だけでなく「混ざり方」そのものが難しさになっていました。
Growth log

パズルの成長は、完成の速さより「解き方の変化」に表れていた

1歳半くらいまで

まずは、手に取ったピースをとにかくはめようとしていた

この頃は、目の前にあるピースを手に取って、どこかにはめようとする段階でした。
正解の場所を探すというより、「入るかな?」「ここかな?」と試している感じです。
違う場所でも無理にでもはめようと頑張ることがあり、その姿を見ると、子どもなりに形と場所の関係を探っているのだと感じました。

手に取ったものを試す
無理にはめようとする
失敗しても何度もやる
同じ時期の親の対応

「自分で全部」よりも、「最後にできた」を優先していた

この時期は、無理に考えさせることよりも、できるだけ「できた」を作ることを優先していました。
たとえば、違うピースを押し込もうとしている時には「ちょっと難しいね。こっちかな?」と正解のピースを渡す。
向きが違いそうな時には「うーん、向きが違うのかな? クルクルしてみて?」と声をかける。
それでも難しそうなら、ほとんどぴったり合う向きにしてから渡すこともありました。

厳密には親がかなり助けていますが、この時期は「全部自分で解く」ことよりも、「最後に自分の手でできた」と感じられることが大事だったと思います。

その次の段階

手に取ったものを試すだけでなく、自分でピースを探すようになった

そのうち、ちーくんが「これ!」と言いながら自分でピースを探してくるようになりました。
これはかなり大きな変化でした。目の前のものをはめようとするだけでなく、
「今使えそうなものを選ぶ」「絵がつながりそうなものを見る」という段階に進んでいたからです。

自分で探す
絵を見る
今使うピースを選ぶ
さらにその先

金魚が写っているピースを全部集めて、その一つずつを作るようになった

次の変化は、絵柄でピースを集めるようになったことでした。たとえば、金魚が写っているピースを全部集めて、
そこから一つずつ作る。これは単に「はめる」遊びではなく、「同じ仲間を見つける」「部分ごとにまとめる」という見方が出てきたということです。

大人は自然にやることですが、2歳前後の子が絵柄ごとにまとめて考え始めるのは、かなり大きな変化だったように思います。

2歳3ヶ月

STEP2は2分、STEP3は9分でできた日があった

記録として残っている中では、2歳3ヶ月の時にSTEP2を2分、STEP3を9分で完成できたことがありました。
ただ、これは「いつでもその通りにできる」という意味ではありません。やる気がある、親がそばにいる、
ピースがほどよく整理されている、何度か見慣れているといった条件が重なると、2歳でも驚くほど進むことがあります。

逆に、眠い、お腹が空いている、全部のピースが混ざっている、親に手伝われるのが嫌という条件が重なると、同じパズルでも急に難しくなります。
だから、この時期の完成時間は「能力の固定値」というより、その日その場の条件もかなり反映していたと思います。

STEP2:2分
STEP3:9分
条件で大きく変わる
2歳4〜5ヶ月

全部のピースを出し始めて、急に難しくなった

この頃になると、「全部出す!」が始まりました。STEP1、STEP2、STEP3のピースをどんどん出して、
床の上に100ピース以上を広げる。当然ながら難易度は一気に上がります。

ただ、これは単なる退化ではないと思っています。今までは目の前の限られたピースから選んでいたのが、
この時期には「これはどのパズルのピースか」「今いるのはどの絵か」「何を先に作るか」まで考えなければならなくなっていたからです。
完成まで時間がかかるようになっても、見ている範囲と考えていることはむしろ増えていました。

うまくいく時には、「ちーくんはこっち!」とSTEP1やSTEP2のピースを自分で探して一つずつ作り、
「パパは犬の方!」と48ピース側を担当させることもありました。これは一人で解く力だけでなく、
「自分ができる役割を選ぶ」「相手に役割を渡す」という共同作業の芽も見えていた気がします。

How to support

親の関わり方は、「教える」よりも「できたを設計する」に近かった

パズルの時にわが家で大事にしていたのは、「全部自分でやらせること」ではありませんでした。
むしろ、子どもが最後に「できた」と感じやすい形を、親が少し先回りして整えることの方が多かったです。

01

正解のピースを渡す

間違うピースを無理にはめようとしている時は、「ちょっと難しいね。こっちかな?」と正解のピースを渡していました。
最後にはめるのは本人です。

02

向きを一緒に考える

向きが違っていそうな時は、「うーん、向きが違うのかな? クルクルしてみて?」と声をかけて、
ただの正誤ではなく、回転してみるという発想に触れられるようにしていました。

03

難しい時は、ぴったり合う形に近づける

どうしても難しそうな時は、ほとんどぴったり合う向きや位置にしてから渡していました。
自力で解けたとは言えなくても、「自分で最後にはめた」体験が残る方が次につながりやすかったです。

04

2歳以降は、解く人より“整える人”になる

「パパやらないで」が始まった後は、親が直接はめるより、同じ系統のピースを近くに置いたり、
「猫さんの耳どこかな?」「青い魚あったよ」と探しやすくする役に回る方がうまくいきました。

自分でやる経験は大事です。でも、1歳半から2歳前半くらいまでは、
「全部を一人で考えて解けたか」よりも、「最後にできたと感じられたか」の方が大事だったように思います。
その積み重ねが、あとから「これ!」と自分で探す力につながっていきました。
What grows here

パズルで伸びるのは、空間認識だけではなかった

パズルというと、まず空間認識能力が思い浮かびます。もちろんそれも大きいと思います。
でも、2歳と一緒に遊んでいると、それだけでは言い切れません。実際には、見る、探す、比べる、試す、戻る、
親と相談する、できた時に喜ぶ、そういう複数の力が同時に動いていました。

01

空間認識

「向きが違うのかな?」「クルクルしてみて?」の積み重ねで、形だけでなく向きを変える発想が育っていきました。

02

観察力

猫の耳、金魚、青い魚など、絵の特徴を手がかりに探すことで、細部を見る力が育っていたように感じます。

03

分類する力

金魚のピースを集めるようになったのは、同じ仲間をまとめる見方が出てきたからだと思います。

04

試行錯誤する力

違う、戻る、もう一回やる。パズルは失敗が前提の遊びなので、「違っても終わりではない」と感じやすいです。

05

手先の操作

持つ、回す、少しずらす、はめる。ジグソーパズルは型はめより少し繊細で、微調整する手先も使います。

06

見通しをもつ力

「今は金魚から作る」「パパは犬の方」と役割や順番が見えるようになると、部分から全体へ視線が広がります。

07

言葉とのつながり

パズルの途中で図鑑を持ってきて「カメさん一緒」と言うように、絵と言葉と実物がつながる場面がありました。

08

共同作業の感覚

「ちーくんはこっち! パパは犬の方!」というやりとりには、親子で同じゴールに向かう感覚がありました。

Interpretation

「前よりできない」ように見える時期にも、ちゃんと意味がある

2歳のパズルで難しいのは、成長がすごくわかりやすい形で進むわけではないことです。
昨日できたのに今日はやらない。前より時間がかかる。全部のピースを出してぐちゃぐちゃにする。
そういうことが普通にあります。

でも、それをそのまま「前より下手になった」とは考えない方がいいと思いました。
全部のピースを出したがるのは、自分で状況をコントロールしたい気持ちが出てきたからかもしれない。
絵柄で集めるのは、部分と全体を行き来する見方が出てきたからかもしれない。
親に「やらないで」と言うのは、自分の遊びとして所有したい気持ちが強くなったからかもしれない。

完成時間が遅くなること=後退ではありません。
少ないピースをまっすぐ完成させる力と、たくさんのピースから必要なものを探し出す力は少し違います。
2歳4〜5ヶ月頃に急に難しくなったように見えたのは、遊び方そのものが一段階変わっていたからだと思います。

大人が見るべきなのは、「対象年齢より進んでいるか」よりも、「1ヶ月前と比べて何が変わったか」なのだと思います。
前より絵を見るようになったか。前より向きを変えるようになったか。前より自分で探すようになったか。
前より親と役割分担しながら遊べるようになったか。そういう変化は、完成タイムよりもずっと面白い成長の記録でした。

How to choose

2歳で選ぶなら、「何歳向けか」よりも「今どの段階か」を見る

2歳でどのSTEPから始めるかは、年齢だけでは決めにくいと思います。すでに型はめや簡単なパズルに慣れているか、
自分で探してはめることを楽しめるか、少し難しくてもやる気が続くタイプか。そうした今の段階の方が、実際には大きいです。

0〜1歳台

完成を求めず、触る・見る・親がやるのを見るところから。STEP0や型はめ系でも十分意味があります。

1歳半前後

STEP1のような少ないピースから。「全部自分で」よりも、親が少し手伝って「できた」を残すのがおすすめです。

2歳前半

STEP1〜STEP2を中心に。調子が良ければSTEP3まで楽しめることもありますが、ムラはかなりあります。

2歳後半

パズルが好きならSTEP3を長く遊べます。ただし全部混ぜると難易度が急上昇するので、親の整理が鍵になります。

STEP0を見てみる

1ピースのはめ絵に近い段階。0〜1歳台や、はじめてのパズルに。

STEP1を見てみる

2〜6ピース。最初の「はめる」「できた」を作りやすい段階。

STEP2を見てみる

9〜20ピース。2歳前後で少しまとまった絵を作りたい時に。

STEP3を見てみる

24〜48ピース。パズルが好きで、少し難しいものにも挑戦したい子に。

Conclusion

まとめ|2歳にくもんのジグソーパズルは早い?

わが家の答えは、早すぎることはない。ただし、親が期待しすぎると早く感じるです。
1歳半頃は、手に取ったピースをとにかくはめようとしていました。そこに親が少し手を貸して、
まずは「できた」を積みました。そのうち自分で探すようになり、絵柄で集めるようになり、
2歳3ヶ月ではSTEP2を2分、STEP3を9分でできた日もありました。

でも、2歳4〜5ヶ月頃には全部のピースを出して100ピース以上を混ぜるようになり、かえって難しくなりました。
それでも、その難しさの中には、分類する力、見通しをもつ力、共同作業をする力がちゃんと含まれていたように思います。

  • 完成の速さだけでなく、解き方の変化を見ると成長がよく見える
  • 1歳半〜2歳前半は、「自力」より「できた」を残す関わりが合いやすい
  • 全部出して難しくなる時期も、見方が育っているサインかもしれない
  • 購入導線は、結論だけでなく途中にも置くと自然につながる

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