2歳児が空腹の待ち時間に選んだ歌|自分の機嫌をとる力の小さな芽

2歳の外食・待ち時間
歌と自己調整

2歳9ヶ月の子どもと外食に行ったとき、お腹が空いて、かなり限界に近い様子でした。
料理を待つあいだ、少しでも気を紛らわせられたらと思って
「お歌を歌って待ってようか」
と声をかけてみました。

そこで子どもが選んだのは、親の予想とは少し違う歌でした。
小さな出来事でしたが、そこには
記憶
言葉
自分の機嫌をとる力
の芽が見えた気がしました。

今回の話は、大きな知育ノウハウではありません。

でも、2歳児が前に楽しかった歌を覚えていて、今の空腹の状況に合わせて取り出したように見えた出来事でした。

待てない場面をただ「我慢させる」のではなく、子どもが自分で気持ちを切り替えるきっかけを渡せることがあるのかもしれません。

結論

好きな歌や楽しかった記憶は、子どもにとってただの遊びではなく、
自分の気持ちを助ける道具
になることがあります。

今回の出来事は、2歳児の
「自分の機嫌をとる力」
の小さな芽に見えました。

お腹が空いて限界。でも料理はまだ来ない

2歳9ヶ月の子どもと、近くのステーキ屋さんに行ったときの話です。

この日は、子どもがかなりお腹を空かせていました。
大人なら「もう少しで来るから待とう」と思えますが、2歳児にとって外食の待ち時間はとても長いものです。

泣いたり怒ったりする前に、少しでも待ち時間が楽になればと思って、こう聞いてみました。

お歌、歌って待ってようか。何の歌を歌う?

親としては、空腹に合いそうな童謡が出てくるかなと思っていました。

でも、子どもが選んだのは
「おどるポンポコリン」
でした。

最初は、
「そっちなんだ」
と少し驚きました。

でも、よく考えると、その歌の中には空腹を連想させるフレーズがあります。
もしかすると、子どもなりに
「今のお腹が空いた自分」

歌の中の言葉
がつながったのかもしれません。

親の予想 お腹が空いたことに関係する童謡かな?
子どもの答え 「おどるポンポコリン」
面白かったところ 前に楽しかった歌を、今の空腹の場面で選んだように見えたこと

5日前の歌を覚えていた

「おどるポンポコリン」は、5日ほど前にお風呂で一度歌った歌でした。

そのときにすごく気に入って、何度も楽しそうに歌っていました。
お風呂から上がったあとも、YouTubeで何回か動画を見ました。

2歳9ヶ月には少し難しいかなと思っていたのですが、意外と残っていたようです。

ただ、今回の姿は、単に「歌を覚えていた」だけではなさそうでした。
空腹で待っている今の状況に合わせて、その歌を取り出してきたようにも見えました。

子どもは、楽しかった記憶をただ保存しているだけではなく、
必要な場面で取り出しているのかもしれません。

2歳の言葉は、単語だけで増えるのではなく、
楽しかった体験
と結びつくことで残りやすいのだと思います。

わが家で感じた言葉の広がりについては、
2歳の言葉を増やす遊び|絵本・散歩・会話・歌で語彙が広がった記録
にもまとめています。

「待てない時間」は、自分を整える練習かもしれない

お腹が空いている。
けれど、料理はまだ来ない。

この状況で「待って」と言われても、2歳児にはなかなか難しいです。

でも、歌を歌うことは、ただの暇つぶしではないのかもしれません。

  • 好きな歌を思い出す
  • 自分で歌を選ぶ
  • 歌いながら、少し気持ちをそらす
  • 待ち時間をなんとかやり過ごす

そう考えると、これは小さな
自分の機嫌をとる力
の芽のようにも感じました。

もちろん、2歳児が自分で完璧に気持ちを整えられるわけではありません。
でも、親が「何の歌にする?」と聞いたことで、子どもが自分で選べる余地ができました。

親の役割は、ただ我慢させることだけではない

「静かにして」「待って」だけでは難しい場面でも、
歌・抱っこ・水を飲む・外を見るなど、
子どもが選べる小さな逃げ道を用意すると、気持ちを切り替えやすくなることがあります。

待つ力や切り替える力については、
0〜3歳の集中力・自己コントロールはどう育つ?
にもまとめています。

記憶
言葉
状況理解
選ぶ力
自己調整

外食待ちで使いやすい声かけ

外食の待ち時間は、親にとってもなかなか大変です。

でも、「待って」だけで乗り切ろうとすると、親も子どももしんどくなることがあります。
子どもが選べる小さな選択肢を出すと、少し切り替えやすくなることがありました。

  • 「何の歌を歌う?」
    歌を親が決めるのではなく、子どもが選ぶ余地を作れます。
  • 「抱っこで待つ?お席で待つ?」
    待つこと自体は変えずに、待ち方を選べるようにします。
  • 「お水をひと口飲む?」
    気持ちが高ぶる前に、少し間を作れます。
  • 「外の車、見てみる?」
    目線を変えて、待ち時間を別の活動にできます。
  • 「料理が来たら、最初に何を食べる?」
    これから起きることに意識を向けられます。

大事なのは、子どもをすぐに我慢させることではなく、
待つための道具を一緒に探すことなのかもしれません。

イヤイヤ期の声かけについては、
2歳のイヤイヤ期、どう声をかける?親が楽になった考え方と実例
にも書いています。

今回の出来事は小さな成長記録ですが、
言葉・待つ力・親の声かけとつながる部分がありました。

まとめ:好きな歌は、子どもが自分を助ける道具になる

今回の出来事は、とても小さな成長記録です。

でも、2歳児なりに、

  • 前に楽しかった歌を覚えていた
  • 今のお腹が空いた状況と結びつけた
  • 自分で歌を選んだ
  • 歌で待ち時間をやり過ごそうとした

のかもしれません。

好きな歌や楽しかった記憶は、子どもにとってただの遊びではなく、
自分の気持ちを助ける道具
にもなるのだと思います。

空腹の外食待ち。
親としては大変な場面でしたが、子どもの中で、記憶と言葉と気持ちが少しつながったように見えた出来事でした。

関連して、
言葉の広がり
自己コントロールの土台
イヤイヤ期の声かけ
もあわせて読むと、今回の出来事を別の角度から見やすくなります。

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