2歳のイヤイヤ期、どう声をかける?親が楽になった考え方と実例

2歳育児・イヤイヤ期・声かけ・親子の関わり

2歳のイヤイヤ期、どう声をかける?
親が楽になった考え方と実例

2歳といえば、イヤイヤ期。
そう聞くと、毎日大変で、何を言っても「イヤ!」と言われるイメージがあります。

でも、わが家のちーくんは、正直なところ、イヤイヤ期がそこまで強くありませんでした。
一番「これはイヤイヤ期かも」と感じたのは、妻の実家に行ったときの歯磨きと寝かしつけ。
それ以外は、「本当に困ってどうしようもない」という場面はそこまで多くありません。

だから、強いイヤイヤで毎日悩んでいる方には、少し物足りない記事かもしれません。

ただ、逆に考えると、わが家で意識してきた 「イヤイヤが大きく爆発しにくい関わり方」 はあるのかもしれない。

この記事では、わが家で実際にしている声かけや関わり方をもとに、 2歳のイヤイヤ期に親が少し楽になる考え方をまとめます。

この記事で得られること

この記事は、「イヤイヤを完全になくす方法」ではありません。 イヤイヤが出たときに、親子でこじれにくくするための考え方 をまとめた記事です。

読むと、次のようなことがわかります。

  • 2歳のイヤイヤ期をどう考えるか
  • イヤイヤが強くなりにくい日常の関わり方
  • 子どもの自立心を邪魔しない声かけ
  • 公園・散歩・買い物・待ち時間で使える工夫
  • 歯磨き・靴下・着替えで使える声かけ例
  • 親がどうしても無理なときの考え方
  • 怒らずに淡々と進めるためのコツ
この記事の結論
イヤイヤ期の声かけで大事なのは、子どもを言い負かすことではなく、 子どもの「自分でやりたい」を残しながら、親がそっと進む方向を作ること だと思っています。

わが家のイヤイヤ期は、そこまで強くなかった

最初に正直に書くと、わが家のちーくんは、イヤイヤ期がそこまで強いタイプではありませんでした。

もちろん、「イヤ」と言うことはあります。 したくないこともあります。 歯磨き、寝かしつけ、着替え、靴を履く、帰る時間。 そういう場面で嫌がることはあります。

でも、毎日大きな癇癪で困り果てるというより、親の関わり方や時間の余裕で、なんとか流せることが多かったです。

イヤイヤ期って、絶対に強く来るものなのでしょうか。 もしかすると、子どもによってかなり違うのかもしれません。 私自身も、親から見るとあまり反抗期が強くなかったようです。 だから、赤ちゃんや幼児にも、イヤイヤが強い子、弱い子、出方が違う子がいるのだと思います。

この記事の立ち位置
わが家は、激しいイヤイヤに毎日悩んだ家庭ではありません。 だからこそこの記事では、 大きく爆発した時の対処法より、日常でこじれにくくする工夫 を中心に書いています。

イヤイヤ期は、自立心・自尊心のあらわれだと思う

イヤイヤ期は、自立心や自尊心のあらわれだと言われることがあります。 私も、かなりそう感じています。

子どもは、だんだん「自分でやりたい」「自分で決めたい」という気持ちが出てきます。 それ自体はとても大事なことです。

でも、難しいのは、子どもは完全には自由ではないということです。

大人でも、人の保護下にいて、いつも誰かの都合で動かされていたら、自立心は育ちにくいかもしれません。 子どもも同じで、本当は自分でやりたい。 でも、生活の中では親の都合に合わせる場面がたくさんあります。

  • 買い物に行く
  • 保育園に行く
  • 公園から帰る
  • 歯磨きをする
  • お風呂に入る
  • 寝る

せっかく子どもの自由で公園に行ったと思ったら、 「もう帰るよ」 と言われる。

それは生活上、仕方ないことです。 でも、子どもの側から見たら、自分のしたいことを途中で止められる経験でもあります。

イヤイヤ期の見方
「わがまま」だけで見るのではなく、 自分で決めたい気持ちと、親の都合のぶつかり合い として見ると、少し受け止めやすくなります。

一番大事なのは、時間の余裕を作ること

イヤイヤ期の声かけというと、言葉のテクニックに目が行きがちです。 でも、わが家で一番大事だと思うのは、 時間の余裕 です。

時間があれば、親にゆとりが生まれます。 親にゆとりがあれば、子どものそばにいられる時間が増えます。 子どもの行動を待てる時間も増えます。

逆に、時間がないと、親はどうしても急ぎます。 「早くして」 「もう行くよ」 「いいから着て」 「早く靴履いて」 となりやすいです。

もちろん、毎日時間に余裕を持つのは難しいです。 家事、仕事、保育園、買い物、下の子のお世話。 子育ては、家事や生活リズムと密接にリンクしています。

でも、イヤイヤ期の対応を考えるなら、声かけだけではなく、 「急がなくていい時間を少しでも作れるか」 はかなり大事だと思っています。

時間があるとできること
しゃがんで草を見る。石を見る。子どもの気が済むまで少し待つ。 時間の余裕は、子どもの自立心を尊重する余白 になると感じています。

自立心を邪魔しないように、そっとレールを敷く

わが家でよく意識しているのは、 子どもの自立心を邪魔しないように、親がそっとレールを敷く ということです。

子どもを無理やり動かすのではなく、本人が自分で動いたように感じられる方向を作る。 そうすると、イヤイヤになりにくいことがあります。

散歩や公園での切り替え

たとえば、子どもが草や石をずっと見ていて、なかなか動かないとき。 時間があれば、そのまま一緒に見ます。

でも、ずっと見続けるのがしんどいときや、少し移動したいときは、 「あっちにも面白いのがあるよ」 と促すことがあります。

「もう行くよ」と切るのではなく、 「次にも面白いものがあるよ」 という形にすると、移動がただの中断ではなく、次の発見になります。

急ぎたいときは、遊びに変える

急ぎたいときには、 「ジェットコースターしよう!」 と言って、おんぶして、 「ガタガター」 「ビューン」 と走ることもあります。

当然、 「もう一回!」 と言われることもあります。 そういうときは、 「現在休憩中です。しばしお待ちください」 と遊園地みたいに返します。

そのうち、気が自然と逸れることもあります。 「あ、見て。車早いね」 と別のものに話を移すこともあります。

ヨーイドンもよく使う

「ヨーイドンしよう」 もよく使います。

ただ歩かせるより、ゲームになると動きやすいです。 階段を登るときも、ただ「登って」ではなく、 「どっちが先に上まで行けるかな」 のようにすると、本人が楽しんで動いてくれることがあります。

切り替えのコツ
子どもをだまして動かすというより、 子どもが自分で動いた感覚を残せるように、親が次の面白さを用意する イメージです。

買い物中のイヤイヤには、お手伝いと探しっこ

買い物中は、子どもの自由が少なくなりやすいです。 親は買うものがあるし、早く済ませたい。 子どもは動きたいし、触りたい。 ここはイヤイヤが起きやすい場面だと思います。

わが家では、買い物中にお手伝いをお願いすることがあります。

「このケチャップ、持ってくれる?」
「これ、カゴに入れてくれる?」
「牛乳どこにあるかな?ちーくんも探してくれる?」
「今日は卵を買おうと思うんだ。ちーくんは何が食べたい?」

本当に何でもいいと思っています。 買う予定のものを持ってもらう。 カゴに入れてもらう。 探してもらう。 選んでもらう。

それだけで、買い物が「親の用事に付き合わされる時間」から、 「自分も参加している時間」になります。

カートに乗っているときも、探しっこにする

買い物カートに乗っているときは、口に出して探すようにしています。

「うーん、牛乳どこにあるかな」 「バナナあるかな」 「パンはどこかな」 と言うと、子どもも一緒に探している感じになります。

ただし、毎回できるわけではありません。 親も疲れている日があります。 急いでいる日もあります。

そういう日は、YouTubeに頼ることもあります。 それも、わが家では「そういう日があってもいい」と思っています。

買い物で大事にしていること
子どもを静かにさせるだけではなく、 小さな役割を渡して、参加している感覚を作る ことを意識しています。

待ち時間のイヤイヤには、感謝と切り替え

待ち時間は、2歳にはかなり大変です。 何もすることがないのに、そこにいないといけない。 これは大人でもしんどいです。

待ち時間は、イヤイヤというより、耐えられない時間になりやすいと思います。

わが家では、お歌を歌ったり、話しかけたり、持っているもので遊んだりします。 おやつが役立つこともあります。 でも、何もないときもあります。

そういうときは、申し訳ないけれど、無理に待ってもらうこともあります。 どうしても待たなければいけない場面はあるからです。

その代わり、待てたあとにはできるだけ言葉にします。

「頑張って待ってくれたね」
「ありがとう」
「助かったよ」
「待てたね」

ときには、ご褒美のようなものをあげることもあります。 それが毎回正解かはわかりません。 でも、「待つこと」は2歳にとってかなり難しいので、待てたことをちゃんと認めるのは大事だと思っています。

待ち時間で大事にしていること
待てて当たり前にしないこと。 子どもが頑張ってくれたことに、親が気づいて言葉にする ようにしています。

実際に使っているイヤイヤ期の声かけ例

イヤイヤが出てきたときは、ひとつの方法だけではなく、いろいろな声かけを使っています。 わが家でよく使うのは、選ばせる、見通しを伝える、気持ちを受け止める、遊びに変える、の4つです。

① 選ばせる

子どもは、自分で選べると動きやすいことがあります。 だから、親が決めたいことの中に、子どもが選べる部分を少し残します。

「歯磨き、パパがする?ママがする?」
「靴下、どっちがいい?」
「ちーくんが選んでいいよ」
「先にズボンにする?上の服にする?」

ここで大事なのは、選択肢を広げすぎないことです。 2歳には、2つくらいがちょうどいいです。

選ばせるコツ
「歯磨きする?しない?」ではなく、 「歯磨きはする前提で、誰がするかを選ぶ」 ようにしています。

② 見通しを伝える

次に何があるかがわかると、子どもは少し動きやすくなります。 わが家では、「これをしたら次はこれ」と伝えることがあります。

「靴下を履いたら、お散歩に行こうか」
「歯磨きしたら、シール貼ろう」
「お風呂に入ったら、おもちゃで遊ぼう」
「パジャマ着たら、絵本読もう」

ご褒美で釣るというより、次の流れを見せるイメージです。 見通しがあると、今やることを受け入れやすくなることがあります。

③ 気持ちを受け止める

嫌がっているときに、いきなり正論を言っても通じにくいです。 だから、まずは一度、嫌な気持ちを言葉にします。

「そっかー。やりたくないよね」
「わかる。歯磨き、今したくないよね」
「靴下、履きたくないよね」
「まだ遊びたかったね」

ただ、受け止めることと、全部許すことは違います。 歯磨きは必要ですし、外に行くなら靴下や靴も必要です。

だから、気持ちは受け止めつつ、やることは伝えます。

「歯磨きしたくないよね。わかる。でも、虫歯菌が来たらえんえんってなるから、磨こうね」
「靴下履きたくないよね。パパはもう履いたよ。ちーくんも一緒に履こうか」

④ 遊びに変える

2歳には、正面から説明するより、遊びに変えた方がうまくいくことがあります。

  • ヨーイドンで移動する
  • ジェットコースターごっこで運ぶ
  • 靴下を履く競争にする
  • 歯磨きをシールとセットにする
  • 買い物を探しっこにする
  • お風呂をおもちゃ遊びにつなげる

イヤイヤの場面を「親に従う時間」にするとぶつかりやすいです。 でも、「遊びの続き」にすると、すっと動けることがあります。

声かけの基本
選ばせる。見通しを伝える。気持ちを受け止める。遊びに変える。 この4つをその場に合わせて組み合わせると、親も少し楽になります。

どうしようもない時は、淡々と進める

きれいな声かけだけで、毎回うまくいくわけではありません。 どうしようもない時もあります。

パパは、少なくとも怒鳴ったことはほとんどありません。 でも、完璧ではありません。

どうしようもない時に、 「ちーくん、鬼さん来るよ」 のように、脅しっぽい言い方をしてしまうこともあります。

正直、それで動いてくれることもあります。 でも、これは頼りすぎない方がいいと思っています。 子どもを怖がらせる方法は、親も楽なようで、後から少し引っかかります。

だから、できるだけ脅しではなく、 「もう時間です」 「これは必要です」 と淡々と進めるようにしています。

歯磨き・靴・着替えは、無理に進めることもある

歯磨き、靴を履く、着替える。 こういうものは、どうしても必要な場面があります。

何を言っても無理なときは、無理やり歯磨きをすることもあります。 靴を履かせることもあります。 着替えさせることもあります。

そのときは、怒鳴らない。 責めない。 説教しすぎない。

「はいはい。もう時間です」
「履きますよ」
「磨きますよ」
「終わったら抱っこしようね」

そんな感じで、できるだけ淡々とします。

子どもの気持ちを全部尊重したい。 でも、生活にはどうしても必要なラインがあります。 そのラインは、親が引くしかない場面もあります。

どうしようもない時の考え方
毎回きれいに対応できなくていい。 でも、怒鳴って支配するのではなく、 必要なことを淡々と進め、終わったあとに安心を戻す ことを意識しています。

イヤイヤが強く出やすかった場面|歯磨きと寝かしつけ

わが家で一番イヤイヤが強いと感じたのは、妻の実家に行ったときの歯磨きと寝かしつけでした。

いつもと場所が違う。 人が違う。 流れが違う。 楽しい刺激も多い。

そういうときは、普段できることでも嫌になるのかもしれません。 子どもにとっては、環境が変わるだけでもかなり大きなことなのだと思います。

歯磨きは、やらないわけにはいきません。 でも、嫌がる気持ちもわかります。 そこで、選ばせる、シールを貼る、終わったあとの楽しみを伝えるなどを組み合わせます。

「パパが磨く?ママが磨く?」
「終わったらシール貼ろうね」
「虫歯菌、バイバイしようね」
「終わったら抱っこしようね」

それでも無理なときは、淡々と磨きます。 そして終わったら、 「頑張ったね」 「終わったね」 と安心できる言葉を戻すようにしています。

場所が変わるとイヤイヤが出ることもある
いつもと違う場所では、子どもも落ち着きにくいです。 できないことを責めるより、 環境が変わって頑張っているんだな と見ると、親も少し落ち着けます。

今日から使えるイヤイヤ期の声かけ表

わが家で実際に使っている声かけを、場面ごとに整理します。

歯磨き「パパがする?ママがする?」「終わったらシール貼ろう」「虫歯菌バイバイしようね」
靴下・靴「どっちの靴下にする?」「パパはもう履いたよ」「履いたらお散歩に行こう」
着替え「先にズボンにする?上の服にする?」「着替えたら絵本読もう」
公園から帰る「あと1回すべったら帰ろう」「あっちにも面白いものあるよ」「ジェットコースターで帰ろう」
散歩で進まない「もう少し見ようか」「あっちにも虫さんいるかな」「ヨーイドンしよう」
買い物「ケチャップ持ってくれる?」「牛乳どこかな?」「ちーくんも探してくれる?」
待ち時間「お歌うたおうか」「頑張って待ってくれたね」「ありがとう、助かったよ」
どうしても無理な時「もう時間です」「これは必要です」「終わったら抱っこしようね」
声かけの使い方
どれか一つで毎回うまくいくわけではありません。 その場に合わせて、 選ばせる・見通しを伝える・遊びにする・淡々と進める を組み合わせています。

毎回ちゃんと対応しなくてもいい

イヤイヤ期の対応を調べると、いろいろな正解が出てきます。 でも、毎回完璧に対応するのは無理です。

親も疲れています。 急いでいる日もあります。 眠い日もあります。 下の子を見ている日もあります。 仕事や家事で余裕がない日もあります。

だから、毎回きれいな声かけをしなくてもいいと思っています。

YouTubeに頼る日があってもいい。 おやつで切り替える日があってもいい。 抱えて連れていく日があってもいい。 淡々と靴を履かせる日があってもいい。

大事なのは、毎回完璧な対応をすることではなく、全体として子どもの気持ちを見ようとすることだと思います。

親も人間です
イヤイヤ期は、子どもの成長だけでなく、親の余裕も試されます。 できる日は丁寧に。無理な日は最低限で。 それくらいで続ける方が、親子ともに楽だと思っています。

イヤイヤ期で育つ力を整理すると

イヤイヤ期は大変ですが、見方を変えると、子どもの力が育っている場面でもあります。

自分で選ぶ自立心、自分で決める経験、自己決定感
順番を待つ見通し、我慢する力、社会性
お手伝いをする役割意識、参加している感覚、生活力
気持ちを言葉にする感情理解、言葉の発達、親子の信頼
遊びに変える切り替え、想像力、親子の会話
どうしても必要なことをする生活のルール、境界線、安心できる一貫性
イヤイヤ期は、親子の練習時間
子どもは「自分でやりたい」を練習していて、親は その気持ちを尊重しながら生活を進める練習 をしているのかもしれません。

まとめ|イヤイヤ期は、子どもの自立心を邪魔しない関わり方が大事

わが家のイヤイヤ期は、そこまで強くありませんでした。 だから、激しいイヤイヤに悩んでいる方には、物足りない部分もあるかもしれません。

それでも、日々の関わりの中で意識してよかったことはあります。

  • イヤイヤ期は、自立心や自尊心のあらわれとして見る
  • 子どもは自由が少ないから、イヤイヤが起きやすい
  • 一番大事なのは、親に時間の余裕があること
  • 子どもの自立心を邪魔しないように、そっとレールを敷く
  • 急ぎたいときは、ジェットコースターやヨーイドンなど遊びに変える
  • 買い物中は、お手伝いや探しっこにすると参加しやすい
  • 待ち時間は、待てたことをしっかり言葉にして感謝する
  • 選ばせる、見通しを伝える、気持ちを受け止める、遊びにする
  • どうしようもない時は、怒鳴らず淡々と進める
  • 毎回完璧に対応しなくてもいい

イヤイヤ期の対応は、子どもを親の思い通りに動かすことではないと思っています。

子どもが「自分でやりたい」と思っている。 でも、生活にはやらなければいけないこともある。 その間に、親がそっと道を作る。

それが、わが家で一番しっくりきている考え方です。

この記事の結論
2歳のイヤイヤ期は、なくすものではなく、付き合っていくもの。 子どもの「自分でやりたい」を残しながら、親が少しだけ進む方向を作る ことで、親子ともに楽になる場面が増えると思っています。

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