小難しい著作権の絵本におけるルール
そのままなんでも載せるとことはできません。
基本的には全て許可制！
この記事の目的
記載内容の信憑性
まず、この記事を記載したものは私です。完全に法律などに関しては初心者です。
記載内容については、引用できる箇所は全て行いますが、
解釈の間違いなどで間違えた情報を伝えている可能性も0ではありません。
そのため、この記事を元にされる場合には読者様の判断ということになります。
記載日時は、2025/2/5です。更新した場合には、記載日時を変更します。
それぞれの書店・出版社情報が古くなるといけないので、
それらの情報を得た日時も記載します。
記載内容が間違えていた時の対応について
有識者の方にご確認いただいた上で、記載内容に訂正が必要だった場合、速やかに記載内容を訂正します。
その際に、これまで記載された記事に不手際があった場合も速やかに記載内容を訂正します
Q 絵本をブログなど公的なところで発信したい
調べると情報が様々あると思いますが、「原則は許可を得る必要がある」と考えた方がいいです
その上で、以下のパターンに大きく分けられます。
とはいえ、実際に申請書などの記載は案外簡単なので、
いちいち調べるより、
申請書を書いて許可が取れるか確認した方が早いと思いました
- A 表紙は許可なしで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 可, 内容 部分的可
- B 表紙は許可なしで掲載可、内容はどうしても掲載不可 → 表紙 可, 内容不可
- C 表紙は許可ありで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 部分的可, 内容 部分的可
- D 表紙は許可ありで掲載可、内容はどうしても掲載不可 → 表紙 部分的OK, 内容不可
- E 表紙はどうしても掲載不可、内容はどうしても掲載不可 → 表紙 不可, 内容不可
どれに当てはまるのかは、著作や出版社によりそうです
全てを一度に網羅することは難しいです
このブログで使用するものを適宜紹介していこうかと思います。
もし、以下に記載がない書店・出版社でどうなのかの希望がある場合は
お聞きしてくだされば、こちらから問い合わせることも可能です
それぞれの書店について記載します。
小学館 記載2025/02/05
E 表紙：掲載不可 内容：掲載不可（以下引用）
＊出版物の装丁・内容・写真等、あるいはサイト上の文章・画像・キャラクター等の全部または一部を複製して掲載すること。
＊個人のお客様への書影およびキャラクターの使用許諾は、許諾管理の都合上、行なっておりません。 著作権法で認められた範囲でご利用ください。
あきらめましょう
当ブログの記事（タッチペンでいっぱいあそべる！まいにちのことばずかん１５００ 英語つき）
福音館書店 記載2025/02/05
A 表紙は許可なしで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 可, 内容 部分的可
表紙は、基本的には承諾不要。
だが、著者によっては必要な場合があるので、こちらで確認する
内容は、承諾必要。福音館書店 著作物の利用から申請フォームに記載して、返事が来てから掲載する
当ブログの記事（現在なし。ねないこだれだ（せなけいこ）、見開き1ページまで可）
東京書籍 記載2025/02/05
E 表紙はどうしても掲載不可、内容はどうしても掲載不可
以下は引用です。
著作者への快諾がある場合：著作権者への著作権料とは別に、弊社への作品利用料として1,500円（税別）を請求いたします。
著作者への快諾がない場合：著作権者への転送内容を以下にご記入ください。弊社より著作権者に転送いたします。転送後、著作権者よりご同意があった場合は、その旨のご返信をいたします。また、著作権者への著作権料とは別に、弊社への手数料及び作品利用料として3,000円（税別）を請求いたします。
実質不可能
当ブログの記事（れんしゅうモードつき 英語のうた うたえるBOOK）
大日本図書 記載2025/02/05
C 表紙は許可ありで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 部分的可, 内容 部分的可？
利用許諾申請を行う。
著作物利用許可申請書を作成し、所定のところへ郵送あるいはメールする
当ブログの記事（いろいろバス、ハッピーバースデー たんじょうびのうたのえほん(音がなる) ）
くもん出版 記載2025/02/05
A 表紙は許可なしで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 可, 内容 部分的可
表紙は、許諾申請は必要ないと記載されています
該当するページのアドレスをお知らせする。
内容は、著作物のご利用お申し込みフォームに記載する。上ホームページにあり
当ブログの記事（きらきら）
永岡書店 記載2025/02/05
C 表紙は許可ありで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 部分的可, 内容 部分的可？
申請書を作成して、提出する
当ブログの記事（だいすきのしるし なあにかな？）
ひさかたチャイルド 記載2025/02/05
C 表紙は許可ありで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 部分的可, 内容 部分的可？
日本書籍出版協会ホームページ(外部リンク) から著作物利用許可申請書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXで送る。
当ブログの記事（だいすきのしるし なあにかな？）
Jリサーチ出版 記載2025/02/05
C 表紙は許可ありで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 部分的可, 内容 部分的可
当ブログの記事（いっしょにうたおう。マザーグースのうた）
文研出版 2025/02/05
C 表紙は許可ありで掲載可、内容は許可ありで掲載可 → 表紙 部分的可, 内容 部分的可？
著作物利用許可申請書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、emailで送る。
当ブログの記事（もこ もこもこ）
参考
日本児童文芸家協会から抜粋しましたので、ご確認ください！
Q. 作家仲間の新刊をSNSやブログで紹介したいのですが、本の表紙だけでなく、中のページを撮影して掲載することはOKですか？
SNSおよびブログに掲載することは、自由にだれもが閲覧可能となります（著作権法にいう公衆送信権）ので、基本的には著作権者の許諾が必要です。ですから、中面の掲載は要許諾となります。 なお、表紙だけを載せる場合なら、最近は表紙については著作物としてではなく、慣行として「商品」とみなされます（著作権法には規定されていません）ので、無許諾で掲載することが可能とされていますが、出版社によっては、許諾を求めているところもあります。該当の出版社に問い合わせるか、ホームページなどで確認する方がよいでしょう。
Q1. では、著者である作家仲間に許可をもらえばOK？
許諾（その画面に複数の著者がいる場合は全著者の）があれば、もちろんOKです。許諾を得る際に無料であることを断っておいた方がいいですね。許諾の際は、口頭よりは、許諾の事実が残るメールや文書の方がいいでしょう。
Q2. 絵本の場合、画家さんにも許可が必要？
絵の画面がある場合は、当然必要です。これが一番もめ事になるケースが多いので、注意しましょう。
Q3. 営利目的でない個人ブログで、無料で推薦する場合ならOKかと思ったのですが‥
非営利でも許諾は必要です。なお、営利の場合は、支払いが発生することになりますのでご注意ください（営利で無許諾使用すると明らかに犯罪です）。
Q5. 読み聞かせをしている風景に写っている程度ならOK？
画面のアップでなければOKです。
間違いやすい著作権について、まとめておきました！
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