1歳児でも大胆に描ける!お絵描きのコツ

1歳でもできるお絵描きのコツ! おうち遊び・知育玩具
準備から心構えまで

なぜ1歳のお絵描きが難しいか

筆でお絵描きをさせようとすると・・・

  • 筆を投げる!
  • 振り回す!
  • 口にする!
  • 目に入りそうで危ない!
  • ほっとけない!

1歳前後の手先の発達では、筆での従来のお絵描きには限界があります。

  • 一方向しか動かせない → 丸やジグザグは難しい
  • 意味のある形を作れない → 描いても「何を描いたか」が分かりにくい
  • 紙の端まで塗るのが難しい → 小さくまとまってしまう

こんな理由で、仮に頑張って筆で書いてもなんか味気ない絵になってしまう。

解決策は、ティッシュ・スポンジ・綿棒など、遊び感覚で使える道具を使い、画面いっぱいに色を広げ、自由な表現をすることです。

この方法で描いた作品が国立公園の写生画コンテストで入選しました!

① 準備編:1歳児でも大胆に描ける環境づくり

幼児はまだ「画用紙いっぱいに描く」という感覚が身についていません。まずは描く環境の準備が大事です。ただし、準備を大人だけですると、準備し終わったころに我が子のやる気が失われる!! なんて残念なことになりえます。準備はお手伝いさせる感じにして遊ばせないことが吉です。

1. 描く場所を自由にする

  • 床にブルーシートや大きな新聞紙を敷く
  • 壁や家具に触れても気にならない広さを確保
ポイント: 制限を減らすことで手が自然に動き、ダイナミックな表現につながる

2. 服装も自由に

  • 汚れてもいい服、もしくはエプロン着用
  • 「汚れる=ダメ」という意識を持たせない
ポイント: 受賞作の背景:大胆な色付けや画面全体を使う表現は、自由な服装で可能になった

3. 紙の選び方

  • 大きめの画用紙(A0)
  • 厚手で水分に強い紙を選ぶ
  • 画面いっぱいに色を使えるように余白を気にせず描かせる
パパンダ笑顔
パパンダ笑顔
100円ショップ(ダイソー)の画用紙で十分!

 

4. 水・絵の具・道具の準備

  • 水や絵の具を複数の容器で準備
  • 道具はスポンジ、ティッシュ、キッチンペーパー、綿棒、紙コップ、化粧用パフなど遊び感覚で使えるものを揃える
ポイント: 1歳児は筆だけでは描けないので、複数の道具で自由に表現できる環境を作る
パパンダ笑顔
パパンダ笑顔
我が家は、絵の具は100円ショップで十分!大体2作品で絵の具チューブ一本を使うくらい。大胆に使用する方がいいです。高い絵の具なんて購入してケチってたら意味がないですからね!

5. 乾かす工夫

  • ドライヤーやタオル
  • 水を多く使いすぎると紙が破れやすいので、タイミングを調整
ポイント: 乾かす間に飽きさせないよう、次の色や道具を用意しておいたり、一緒に乾かしたりする

ドライヤーは本当に必須!

6. 心理的な準備

  • 「自由にやっていい」という安心感を与える
  • 親も一緒に手を貸したり見守ったりする
ポイント: 1歳児は大人の制限や否定で集中が途切れやすいので、自由な環境を作ることが重要。
応募を念頭にすると親が手を貸しにくくなる。親も楽しんでないと子どもも楽しめない!応募ではなく、まず楽しんでお絵描きをするのが大事!

② 道具を工夫して遊ぶように描く

お絵描きといえば、筆のようなイメージがありますが、1・2歳で筆だけで画面いっぱいに描くのは無理なので、様々な道具を用意します。

1. 道具別比較表:遊び感覚で描く

項目 従来の筆 遊び道具(スポンジ・ティッシュなど)
手の使いやすさ 一方向しか動かせない 押す・叩く・丸める・広げるなど多方向
形の表現 丸やジグザグが難しい 意図せず模様や色の広がりが出る
紙の端まで塗れるか 難しい 自然に隅まで広がる
集中力 持続しにくい 遊び感覚なので比較的続く
成果の見た目 小さくまとまる、単調 ダイナミックで画面いっぱい
親の介入 必要 少なくて済む、自主性を尊重できる

2. 1歳児お絵描き用 道具一覧

道具 特徴 使い方 デメリット
スポンジ 柔らかく押すだけで広い面に色がつく ポンポン叩く、色を伸ばす、型を作る 水分が多いと色がにじむ、端まで届きにくい場合あり
ティッシュ 柔らかくぼかしや混色が得意 ぐしゃぐしゃして色を広げる、押し付けてスタンプ効果 破れやすい、水分に弱い
キッチンペーパー 厚めで水分を吸収しやすい 押す・拭く・伸ばす、混色時のぼかし 濡れると破れやすい、均一に押すのが難しい
化粧用パフ 丸くて柔らかく、均一に色がつく ポンポン押す、丸いスタンプに最適 大きすぎると細かい部分に不向き
綿棒 小さく点描や細かい表現ができる 点描、線描、重ね塗り 1歳児には細かくて持ちにくい場合あり
ガーゼ 柔らかく独特の質感を出せる 押してぼかす、拭く、模様作り 乾くと形が崩れやすい、水分量の調整が必要
ペットボトルのふた 丸い形でスタンプ感覚、繰り返し使える インクや絵の具を付けて押す、繰り返し模様作り 大きすぎると小さな紙には不向き、色を均一に塗りにくい

③ 色の順序と描き方の工夫

1. 薄い色からスタート(背景)

やり方: 水多めの薄い水色や黄色で画面全体を塗る

声かけ例: 「わぁ、空みたいだね!」「これは森?」

効果: 子どもが自発的に追加で描く意欲が湧く

2. 濃い色は後から重ねる

やり方: 赤・青・緑など濃い色を後半に使用。ここからより子どもの選択を尊重して。絵の具チューブからそのまま画用紙上に乗せて伸ばしたり、いろんな道具につける。もちろん、混ぜるのもよし!

声かけ例: 「次はどの色にしようか?」「何色になるのかな?」

効果: 自己決定感が生まれ、描く楽しさが増す

3. 紙を回して白いスペースを埋める

やり方: 画用紙を自由に回して手が届きにくい端まで塗る。子どもが移動するならいいけど、紙を乾かしつついつの間にか向きを変えたりする方がいいと思います。

声かけ例: 「こっちのところまだ描けてないね」

効果: 画面全体にダイナミックな表現が広がる

4. 道具を使い分ける

やり方: スポンジで大きく叩く、綿棒で点描、ティッシュでぼかす。ストローで吹く。

声かけ例: 「ポンポンしてみよう」「こっちでトントン」「ふーってしようか」

効果: 自由に表現でき、色の重なりや質感を楽しめる

5. 水分と乾燥を調整

やり方: 濡れすぎると紙が破れたり色が濁るので、ドライヤーやタオルで部分的に乾かす。これはすごく大事!汚くならないようにどんどん拭き取ってどんどん乾かす

声かけ例: 次の色を重ねる前に乾かす

効果: 色の鮮やかさを保ちつつ、描く作業を継続しやすい

⑤ 子どもが飽きたときの“無理強いせず継続させる工夫”

それでも子どもは飽きて違う遊びに行ってしまうことがあります。無理に描かせるのではなく、自然に描き続けてもらうための工夫です。

1. 色や道具の”小さな刺激チェンジ”

同じ色や道具ばかりだと飽きます。
例:「ここはスポンジでポンポンしてみる?」「次はティッシュでぐちゃぐちゃしてみる?」 → 道具を切り替えるだけで手が自然に動きます。

2. 紙の角度・回転は”手が届かない問題の裏技”

画面端まで塗れずに飽きることが多い1歳児。
例:「この角度で描いたら届くかな?」と誘導したり、親が軽く回してあげる。 → 手が再稼働して画面全体に色を塗れる。

3. “自分で選んだ感”で集中を戻す

「ここまだ白いね、何色にする?」「青?赤?」と選ばせることで、飽きても自発的に描き始めます。

4. “手を添えるだけ”で気分をつなぐ

完全に手伝うのではなく、軽く手を添えるだけ。 → 1歳児は「手を貸してもらう=遊びが再開できる」と認識し、自然に描き続けやすくなります。
ポイント:道具・色・角度・声かけの4つで小さく刺激を変える。強制は絶対NG。「自分で決めた感」を作ることで短時間でも集中が戻る

まとめ:1歳児のお絵描きのポイント

  • 環境づくり:ブルーシートや新聞紙、服装も自由。手が伸ばせる制限の少ない環境。
  • 道具の多様化:筆だけでなくスポンジ、ティッシュ、キッチンペーパー、綿棒、紙コップ、化粧用パフを用意。遊び感覚で色を広げられる。
  • 色の順序と描き方:薄い色で背景、濃い色は後半。紙を回し、道具を使い分けて画面全体を埋める。
  • 飽きへの対応:無理強いせず、道具や角度を変え、声かけで選ばせる。短時間で再開できる工夫。
  • 安心感と自由:「失敗してもいい」「自由にやっていい」と伝え、集中を妨げない環境。
  • 表現の多様性:道具や色を変える経験で手先の器用さ、色彩感覚、創造力を育む。
準備・道具・色・自由が成功の鍵。楽しむことを最優先!
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