知識の年齢別達成ポイント・指標・方法。伸ばしたい子どもの力

伸ばしたい子どもの力

この記事では、知的・学習関連の力 知識の1項目について、それぞれの年齢別で、達成ポイント指標・伸ばすための方法を説明しています。

伸ばしたい子どもの力_こまりち には、知的学習、社会性、自己成長、運動、音楽も含めて、41個の力について書いてあります。

ぜひ、他の伸ばしたい子どもの力についてもご覧ください!

ここで書いてある年齢というものは、大体の目安です。例えば、2歳と書いてあるところは2歳0ヶ月から3歳までの幅があると考えてくださいね。

達成ポイントは、ポイント1とポイント2に分けています。

達成ポイント1(ミニマム)平均的な子どもが達成苦手とする能力
達成ポイント2(優秀)優秀な子どもが達成得意とする能力

達成ポイント1に達していない場合

その能力を伸ばす遊びや勉強がいいな!

達成ポイント2に達している場合

次の年代の達成ポイントを達成できるようにしていこうかな

知識 1つの項目

知識

2歳(幼児)

知識

  • 達成ポイント1(ミニマム)
    • 説明: 子どもは周囲の物に名前を覚え始め、指差して呼ぶことができるようになる。身の回りのものや動植物の名前を覚える。
    • 指標: 動物や人、物の名前を覚えて、指差しで言えるようになる。
  • 達成ポイント2(優秀な子)
    • 説明: さらに日常生活に必要な簡単な事実や事象を理解し、覚えた知識を日常的に活用し始める。
    • 指標: よく見かける物や人の名前を覚えて使いこなすことができる。
  • 伸ばす方法
    • 方法: 繰り返し名前を教えたり、日常生活の中で物を指さして名前を言ってみる。動植物や身近な物について一緒に話しながら触れ合うことで記憶を深める。

4歳(年中)

知識

  • 達成ポイント1(ミニマム)
    • 説明: 日常生活の中で見聞きしたことを覚え、簡単な言葉や知識を使って表現できるようになる。
    • 指標: 季節や天気、動植物の名前を覚えて、簡単な説明ができる(例:「今日は晴れだから公園で遊ぼう」)。
  • 達成ポイント2(優秀な子)
    • 説明: より幅広い知識を学び、覚えたことを他者に説明できるようになる。自分の周りの世界を理解し、それに関する質問や知識を日常的に活用する。
    • 指標: 動植物の特徴や生活に関連する簡単な知識を覚え、周囲の人々に説明できる。
  • 伸ばす方法
    • 方法: 本を読み聞かせたり、自然の中で観察して学んだことを一緒に話す。身近な事象や現象に関する質問を投げかけて、一緒に調べて学ぶ習慣を作る。

6歳(小学校1年生)

知識

  • 達成ポイント1(ミニマム)
    • 説明: 学んだことを生活に生かし始める。身近な物や事象について知識を活用し、質問に答えることができる。
    • 指標: 学校で習ったことを家庭で使い始め、植物や動物の名前、季節の変化などについて語れるようになる。
  • 達成ポイント2(優秀な子)
    • 説明: さらに深い知識を求め、学んだことを自分なりに広げたり、発展させて考えることができるようになる。
    • 指標: 学校で学んだ内容に基づいて、家庭で新たに学んだ知識を活かし、友達や家族に説明することができる。
  • 伸ばす方法
    • 方法: 好奇心を大切にし、身の回りの物事について質問を促す。調べ学習を通じて、興味のある分野を広げ、知識を深める機会を与える。

9歳(小学校3年生)

知識

  • 達成ポイント1(ミニマム)
    • 説明: 学んだ知識を日常生活や学校生活で活かし、他者に説明できるようになる。身の回りの事象について理解し、適切な言葉で表現する。
    • 指標: 学校で学んだ歴史や自然科学の基本的な知識を、家族や友達に説明できる。
  • 達成ポイント2(優秀な子)
    • 説明: より深い知識を追求し、学んだ知識を実際の場面で応用できるようになる。新しい事実や問題について、独自に考える能力が養われる。
    • 指標: 歴史や自然科学などの新しいトピックに興味を持ち、関連する知識を調べて学び、実生活に活かすことができる。
  • 伸ばす方法
    • 方法: 自分の興味がある分野を調べる機会を与え、読書や実験、観察を通じて学びを深める。実生活で役立つ知識を積極的に提供し、質問を投げかけて考えさせる。

12歳(小学校6年生)

知識

  • 達成ポイント1(ミニマム)
    • 説明: 学んだ知識をさらに広げ、身近な出来事に自分の意見を述べることができる。学校での学びを生活の中に活かし始める。
    • 指標: 知識をもとに、家族や友達に意見を伝えることができるようになる。例えば、学校で学んだ内容を家庭で話す。
  • 達成ポイント2(優秀な子)
    • 説明: より深い知識を自分の生活に役立て、さらに調べ学習を通じて知識を広げる。自分の意見を論理的に伝えたり、他の人と議論を交わすことができる。
    • 指標: 学んだことをもとに新たな疑問を持ち、自分で調べたり考えたりして答えを出せる。
  • 伸ばす方法
    • 方法: 自主的に学び続ける習慣を身に付けさせる。実生活に直結した問題に対して、どのように解決するかを考え、知識を応用できるようにサポートする。

15歳(中学生)

知識

  • 達成ポイント1(ミニマム)
    • 説明: 学校で学んだ知識を基に、さらに自分で調べたり考えたりする能力が養われる。知識を活用して、問題を解決することができるようになる。
    • 指標: 教科書や参考書の知識を基に、学んだことを実生活で活用し、他者に説明できる。
  • 達成ポイント2(優秀な子)
    • 説明: 幅広い知識を持ち、それを深めていく能力を持つ。学んだ内容を基に新しい視点を持ち、独自の意見を形成して表現することができる。
    • 指標: 学んだ知識をもとに、複雑な問題を解決したり、独自の意見を形成して他者に説明できる。
  • 伸ばす方法
    • 方法: 深い学びを促すために、専門的な本や資料に触れさせる。複雑な問題に取り組ませ、調査・考察を通じて知識を深める力を育む。

さいごに

このシリーズでは、「伸ばしたい子どもの力」で紹介したそれぞれの力・能力について、年齢ごとの達成ポイント、その指標、達成するためにできることを紹介しています。他の記事で、知識以外のことも同じように記載していますので、ぜひ、見てみてください!

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