「なんで、シュート、うたんざにあ!!」
「え!?打つべきでしたん?!」
いやいやいや、面白すぎでしょ。何そのセンス。
この記事では、長谷川義史さんとその絵本たちを紹介します!
長谷川義史さんの絵本はどれも面白く、私たち夫婦は大ファンです!
でも、思ったより長谷川義史さんの認知度が高くない。
それは大変悲しい!
ネットで調べても、企業はいっぱい書いてあるが、
個人の感想が少ない!
そこで、こちらでは私たちの大好きな長谷川義史さんと絵本について紹介しますので、
ぜひ、この機会に絵本を手に取っていただけたらと思います!
長谷川義史さんと絵本について紹介
長谷川義史さんってどんな人?
長谷川義史さんにお会いした感想
すごく気さくで優しいおじいちゃん。
絵本ライブに参加したのですが、お話が面白かったです。
まだ、我が子は1歳にもなっていなかったので、
我が子は反応はしていませんでしたが、
1歳5ヶ月の今なら、すごく反応して楽しむのではないかと思います。
特にウクレレを弾いている姿が、印象的でした。
「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」に出てくるおじいちゃんが長谷川さんなのだろうと思います。
「こんな面白いんだから、関西人だろ!」と思いましたが、やはり大阪出身のお方でした。
2001年に『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』で絵本作家としての活動開始。
自作の絵本を朗読しながら即興で描画する「絵本ライブ」を日本各地で展開しています。
絵本ライブの画像を共有したいのですが、
これは、ぜひ、本物を拝見してほしいので、
画像は私たちの宝物にします!
絵本ライブがお住まいの近くであったら、是非とも参加してみてください!
長谷川義史の受賞歴
- 『おたまさんのおかいさん』- 講談社出版文化賞 絵本賞(2003年)
- けんぶち絵本の里大賞(2004年、2007年、2009年)
- 日本絵本賞 (2005年、2008年)
- 『ぼくがラーメンたべてるとき』- 小学館児童出版文化賞(2008年)
- 『あめだま』で第24回日本絵本賞翻訳絵本賞多数受賞。
- 『マンマルさん』(マック・バーネット文 ジョンクラッセン絵)第67回産経児童出版文化賞翻訳作品賞(2020年)
- 第二回やなせたかし文化賞 (2022年)
魅力たっぷりの長谷川義史さん!その作品も大変素敵なのです。
長谷川義史さんの著作
だじゃれ世界一周、理論社
長谷川さんの絵本は、どれも楽しいです。
笑えます。
「なんで、シュート、うたんざにあ!!」
「え!?打つべきでしたん?!」
こんなダジャレ思いつきますか?
センスがすごすぎます!
他にも覚えてしまっているものとして、「おらんだ!(オランダ)」俺のだという意味です
最後らへんのページの「もうダジャレ、でんまーく。」その後の怒涛のダジャレ。
あー。ここでぶちまけてしまいたい!
ぜひ、皆さんに手に取っていただきたいので、ここではあえて伏せますね!
世界の国々の名前が覚えられる=勉強になる。
そして面白い。
最高ですね。
私も解剖学はほとんど語呂で覚えましたから、語呂合わせは偉大です。
複雑な語呂合わせも作りましたが、案外簡単なもののほうがずっと記憶に残っているものです。「したた」:顔面神経の顔面支配は顔上1/3は両側支配。下2/3は対側支配。
「がおーぜーそだ」:脊髄の外側脊髄視床路は、温痛覚を伝達する線維。前脊髄視床路は粗大な触圧覚を伝達する線維がとおる。
「まんぷくぷくでない」:満腹中枢は視床の腹内側核にある。
語呂の意味もよくわかりませんが、作成から17年経つというのにいまだに覚えているものです。
だじゃれ日本一周も一緒に買えますよ!
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん ビーエル出版
これは、なんといったらいいか。
読めば分かるのですが、言葉遊びみたいなもので、
おじいちゃんのおじいちゃんはひいおじいちゃん。
ということは、そのおじいちゃんは、ひいひいおじいちゃん。
そのおじいちゃんは、、、というのが繰り返される。
歴史があることも分かるし、
深読みすれば、これは人間の祖先を探るという意味で、
進化学の教科書では?なんて、思ったりするわけです。
ただただ、「ひいひいひいひいひいひいひいひい・・・」と続く手書きの「ひい」
ひいひいひいひいひいひいひいひい、長い!!!!
子どもからは大受け間違いなしです。
1歳の我が子にはまだ早いですが、そのうち楽しんでくれるだろうなって思います。
そして、ここに出てくるおじいちゃんが、長谷川さんのような、そんな感じがします。
ようちえんいやや 童心社
絵本ライブで長谷川さん自ら読んでくださいました。
ウクレレのリズムとともに、「幼稚園 いくの いやや、幼稚園 いくの いやや、幼稚園 いくの いやや🎵」
「ぼくのイスのマークがヘビさんやからいややー。」
面白い!ありえそうですよね!
大人から見ればしょーもない理由で嫌がる幼稚園児。微笑ましい。
こんな感じで、幼稚園を行くのに駄々をこねる子供たち
その理由を聞くと、案外嫌な理由はつまんない理由ででも、共感をさそう。
極め付けは、最後のおち。
「おかあちゃんと いちにちいっしょに いたいだけなんやー」。
爆弾投下きました!!そんなの嬉しくてぎゅってしちゃう!
長谷川ワールドここにあり!
いいからいいから 絵本館
「いいからいいから」は第5部まであるのですが、
おじいさんがトラブルに巻き込まれながらも、
「いいからいいから」と穏やかに過ごされる作品です。
私も何をされても「いいからいいから」と穏やかに日々を過ごしたい。
いや、この作品を読んだら、「いいからいいから」になりそう。
そして、おへそをとられたおじいちゃん。意外なことに・・・
おこってはいけない
だれかがおこるとだれかに
だれかがまたおこる。
それがまただれかにでんせんしてなーんもいいことない。
せかいをへいわにするほんきのあいことば「いいからいいから」長谷川義史
怒ってしまうことは誰にだってあるもの。
長谷川さんのこの言葉を胸にずっととどめておきたいものです!
おへそのあな ビーエル出版
生まれる前の赤ちゃんがおへその穴から外を見ている
外の私たちは、生まれてくる赤ちゃんをすごく楽しみにしている、という絵本です。
命の誕生を楽しく描いています。
みんな、生まれてくることをこんなに楽しみにしているよ。
これもまた、最後に大きな感動を誘ってきます。
読んでいてほっこりする優しい絵本。
二人目・三人目と産まれる前には、お子さんにぜひ読み聞かせしてあげたい一冊になっています。
おじいちゃんのごくらくごくらく 作:西本鶏介、絵:長谷川義史、鈴木出版
この絵本は長谷川義史さん作ではないので、ここに紹介するのは違うかもしれませんが、大変好きな本なので、ここに紹介します。
涙なしには語れません。
これまでずーっと親しんできたおじいちゃん。
病気になってしまって、入院することになって。
結末が予想できてしまうがために、余計に泣ける。
おじいちゃん、「ごくらくごくらく」って言ってたな。悲しいけど、幸せな気持ちにもなるそんな言葉。
命の大事さ、人と人との関わりの大事さ。
それでも人も生物だから。
小さい子供にもわかってもらえるんじゃないでしょうか。
本屋さんで立ち読みして、すごくいい本だったので、衝動買いした一冊です!
さいごに
今回は、長谷川義史さんの絵本を7作品、紹介しました。
笑いあり、感動ありの作品になっています。
長谷川義史さんは多産の絵本作家さんなので、
ここには紹介しきれていない本がたくさんあります。
ぜひ、書店でご確認してご購入してみてください!
また、長谷川義史さんは、絵本ライブを定期的にされておられます。
もし機会があれば、ご参加するのをお勧めします。
お子さんがおられなくても、大人だけのグループの参加も多かったので、
世代をこえて愛される作家の一人です。
この記事を最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございます。
このブログでは、絵本の紹介を含む育児に役立つことをたくさん載せていく予定ですので、他の記事もご覧になってみてください。
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